今日も皆さんと一緒に発達障害等に関する学びや情報交換の場所なることを願って投稿させて頂きます。
本日のテーマは「子育て中に感じるイライラ」についてです。
皆さんは、イライラしてついつい子供にキツく当たってしまうことはありませんか?
親が常にイライラして不安定であると、子供の人格形成へと悪影響を及ぼすこともあります。この記事ではそうならない為に、「すぐ出来る具体的なイライラへの対処法」を詳しくご説明します。
ぜひお読みください♪
目次
子育て中のイライラの原因は?!
まず、子育て中のイライラの原因について、具体的に見ていきましょう。
夫が非協力的
子供がいると、家事や育児が上手く進まずイライラしやすくなる中で、夫が非協力的であると「もっと手伝ってくれても…」という感情が生まれます。
仕事を一生懸命して、家庭を支えてくれているのはわかりつつ、もう少し協力的な姿勢を求めたくなるのはごく自然なことだと思います。
子供が言うことを聞かない
特にイヤイヤ期の子供など、まだ感情のコントロールが上手くできないことから、癇癪をおこしたりして、親を困らせることもあります。
時間に追われている場合など、叱りつけてしまうこともよくあることかと思います。
忙しく息をつく暇もない
特に共働きで家事を一手に引き受けている場合、息つく暇もなく常にやるべきことに追われているケースがあります。
この様な余裕がなく、疲れている時には、人間イライラしても仕方がないものです。
まずアドラー心理学「課題の分離」の考え方を理解しよう!
上述のように仕事・子育てで忙しい中、イライラするのは必然と言えます。
しかし、可能であれば穏やかに子供と向き合いたいと思うのは、すべての親が感じていることだと思います。
そこで本記事ではイライラの感情を減らす対策として、アドラー心理学の「課題の分離」の考え方を理解されることを推奨します。
課題の分離とは、「自分が変えられること」と「他者が変えられること」を完全に切り分ける考え方です。
このすみわけを行えるようになると、「自分が変えられる行動」に集中でき、問題解決に前進することができます。
例えば、子供が食事を食べない場合、色々工夫して子供が食べるように手を尽くすことは親の「自分の課題」と言えますが、それを食べるか食べないかは「子供の課題」と言えます。
以下動画で、アドラー心理学を解説した名著「嫌われる勇気」の「他者との課題の分離」の考え方を説明していただいています。是非、参考にしてみてください。
また、より詳しく知りたい方は、是非本にて「嫌われる勇気」を一読いただくことをオススメします。国内累計208万部、世界累計485万部の大ヒットの作品です。是非購入を検討してみてください。
著者 | 岸見一郎、古賀史健 |
出版社 | ダイヤモンド社 |
価格 | 1,650円(税込) |
出版年月日 | 2013年12月13日頃 |
イライラを減らすには? すぐ実践できる方法5選!!
それでは、課題の分離の考え方をベースとして、具体的に自分自身の行動や考え方を変えイライラを解消できるな方法を紹介していきましょう。
イライラすることを書き出してみる
まず、自分がイライラすることを明確に把握するために、実際にイライラしたことを書き出してみましょう。
イライラしたことが可視化され、自分のイライラするポイントが見えてきます。イライラするポイントが明確に理解できて初めて、その原因に対するアプローチをすることができます。
子育ての軸を決める
次に、子育てで大切にしたい考え方を明確にしましょう。可能であればパートナーと一緒に考えることが良いとされています。
どんな子供に育ってほしいのか、その為には子育てにはどのようなアプローチが必要か、等を考え、その上で大切にしたい考え方を明確にしてください。文章として明文化することをオススメします。
忙しい子育ての中では、妥協する場面も多いと思います。その際に、ここまでは妥協できるがここが妥協できないというポイントを明確にしておくと、日々のストレスを減らすことができます。
軸を決めるには日々のアウトプットが重要です。以下の動画を参考にご覧ください。
パートナーや子供との会話を大切にし、話をよく聴く
軸を明確にしたうえで、子育てのイライラの原因となりやすいパートナーや子供とよく対話をしましょう。
自分が多く話すのではなく、相手に多く話してもらい自分は聞き手に回ることを意識されるとよいです。自分2:相手8の割合です。
相手の話や言い分をよく聴くことで、相手の行動の原因が見えてきて、自分のイライラをなくすための手がかりや、意見のすり合わせ・行動改善への促しを実施することができる可能性があります。
なお、よく話を聴く「アクティブリスニング」の手法については、以下動画を参考にご覧ください。
コーチング
そして、子供の行動変化を促す方法として、自分自身ができる方法として、「子育てコーチング」という手法もございます。
傾聴と子供の自主性を促す質問を活用することで、みるみる行動が変わり子供も親も両方楽になるケースもあります。
是非、以下「子育てコーチング」の記事を参考にしてみてください。
マインドフル瞑想
最後に、穏やかな心で過ごすために日々の「マインドフルネス瞑想」をオススメします。ルーティンとして、毎日10分程度でも心を整える時間を持つことが大切とされています。
有名な話では、あのビルゲイツも瞑想をしていたとされていて、ビジネスで重要な決定を下す際にかかる大きいストレス等をやり過ごす方法として、アメリカを中心に日本でも昨今多くの場面で推奨されています。
具体的な方法は、以下の動画を参考に実践ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか??
本日は「子育て中のイライラ」について、詳しくご紹介しました。
1.子育て中のイライラの原因は?
・夫が非協力的
・子供が言うことを聞かない
・忙しくて息をつく暇もない
2.イライラは「期待を下回る場合に生まれる」感情。アドラー心理学の考え方を応用しよう!特に「他者との課題の分離」が非常に大切な考え方。
3. イライラを減らすために、すぐ実践できる方法5選!!
・ イライラするポイントを書き出してみる
・ 子育ての軸を決める
・ パートナーや子供との会話を大切にし、話をよく聴く
・子育てコーチング
・マインドフル瞑想
上記で紹介したように、イライラするのは必ず「原因」があります。今回ご紹介した「他者との課題の分離」の考え方をベースに、是非行動に移してみてください!!
簡単に実行できるものから、無理のない範囲で始めてみていただければと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました♪