今日も皆さんと一緒に発達障害等に関する学びや情報交換の場所になることを願って投稿させて頂きます。
今日のトピックは「子育てママにオススメの転職エージェント&失敗しない転職のコツ」についてです。
厚生労働省「2021年国民生活基礎調査の概況」によりますと、子どもがいる家庭のママの就業率はほぼ毎年上昇しており、2021年では75.9%(2019年より3.5%アップ)になりました。
大体4人に3人は働いているという計算になりますね。
参考:厚生労働省.「2021年 国民生活基礎調査の概況」.Ⅰ世帯数と世帯人員の状況
子育てと仕事の両立は大変です。
子育てしやすい環境の整った会社に転職を考えている方も多いのではないでしょうか。

でも小さい子どもがいるママは選考に不利になるのでしょうか

仕事探しはプロに頼ろう!パターン別おすすめ転職エージェント3選

毎日バタバタの子育てママには時間がありません。
転職もできるだけ効率的に進めていきたいですよね。
転職エージェントは、そんな忙しい子育てママの希望をかなえてくれる救世主です。
転職を考えているなら転職エージェントを利用しよう

要は、お仕事と求職者の仲をとりもつキューピッドみたいな存在です。
サポート費用は一切かかりません。タダです。
課金オプション等もナシです。

このように思う方もいらっしゃるでしょう。
でも大丈夫です。
転職エージェントは求職者を採用した企業から報酬をもらって運営しています。
そのため、求職者に費用は一切発生しないのです。
タダでサポートしてもらえるのなら、利用しない手はありませんよね。
ちなみに転職エージェントを活用すると以下のようなメリットがあります。
・自己分析や会社選びをサポートしてくれる
・履歴書や職務経歴書など、応募書類を添削してくれる
・希望条件にあわせて求人を紹介してくれる
・応募や面接日程の調整など、選考の手続きを代行してくれる
・応募先企業にききにくい質問も代わりにきいてくれる
など
タダでこんなにしてもらっていいの?って感じですよね。
なお転職エージェントでは、転職先だけではなく今後のキャリアについても相談できます。
キャリアについてに悩んでいる方はとりあえず話をきくだけでもOKですよ。
こちらの記事に目を通してから相談してみてください。
知識が深まってより具体的な話ができますよ↓
ちなみに筆者も転職エージェントを利用した経験があります。
これまでの経験から新たな可能性を引き出してもらえて、最終的にはとても満足のいく転職ができました。
転職エージェントにはそれぞれ得意分野がある

とりあえず有名なところに登録しておけば間違いないですよね

例えばひとくくりにスーパーといっても価格帯や品ぞろえ、客層が違いますよね
自分の希望に合ったエージェントを見極めるのが成功への第一歩です
転職エージェントは大きく「総合型」と「特化型」に分けられます。
・いろんな業界・職種の求人を幅広く取り扱っている
・転職エージェントによって利用者層(年齢・性別など)と求人内容(平均年収など)に偏りがある
・業界・職種に特化している
・希望の業界や仕事内容が明確な場合、求人とのマッチ率が高まる可能性が高い
自分の属性や希望と違ったエージェントを選ぶと、条件のミスマッチが生じてなかなか求人紹介まで進めない可能性もあります。
転職エージェントの見極めはしっかりおこないましょう。
子育てママの希望をかなえる!オススメ転職エージェント3選

面談者との相性もありますので、比較もかねて2~3社登録しておくのがよいでしょう
【転職エージェントを初めて利用する方】リクルートエージェント

- 業界最大手の転職エージェント
- 求人数は国内トップクラス
- 幅広い年代向けの求人を取り扱っており、業界・職種も豊富
子育てママの希望をかなえる求人も多数取り扱っているようです。
詳しくは上記リンクからアクセスしてみてください。
子育てママ専用の新規登録フォーマットにとべます。
【子育ても仕事もあきらめない!キャリア重視の方】ジェイエイシーリクルートメント

- 管理職の経験など、これまでのキャリアを活かして転職したい方にピッタリ
- 取り扱い求人は大手・優良企業のほか、外資系企業や海外に進出している企業なども多いため英語を活かしたい方にもオススメ
なお筆者の友人はここのサービスを利用して超大手企業に転職しました。
サービスが手厚く、非常に満足のいくサポートを受けれたそうです。
一方、満足のいく結果に結びつかなかった友人もいます。
比較的高いスキル・豊富な経験が求められる求人が多いので、求職者のスキル・経験と乖離があるとなかなか紹介が難しいのかもしれません。
とはいえ面談対応自体はとても丁寧でためになったようなので、迷っている方は一度登録してみることをオススメします。
【今後のキャリアについて相談したい方】パソナキャリア

- 女性のライフステージに合わせたキャリアプランを設計してくれる
- 時短勤務や在宅勤務などの働き方を希望している場合も相談しやすい
- 利用している求職者の年齢層は20~30代が多い
子育てママの悩みはやはり女性同士のほうが相談しやすいですよね。
その点、パソナキャリアでは女性専門のチームやキャリアンコンサルタントがサポートしてくれるため、安心して相談できます。
子育てママの転職はぶっちゃけ難しいのか


企業の方針も徐々にシフトしてきており、子育てママの就職先も増えています
子育てママの就職先は増えている
労働者が働きやすい環境を整えるため、政府は2018年に「働き方改革関連法」を公布しました。
以降、「働き方改革」と銘打ってさまざまな施策が進められています。
「働き方改革」は子育てや介護との両立など、多様な働き方ができる社会をめざしています。
改革のひとつとして「女性が活躍しやすい環境づくり」にも力を入れており、その進捗にばらつきはあるものの、今後も企業の使命として一層の努力が求められていくでしょう。

企業は「自社の力になる人材」を求めている
企業の採用目的は「自社の力になる人材」をゲットすることです。
政府が働きやすい環境づくりを進めている今、子育てのディスアドバンテージなしで応募者の採否を判断する企業も増えています。


子育てブランクがある場合、採用に影響するか
仕事内容にもよりますが、1~2年のブランクで太刀打ちできなくなる仕事ってそうそうないと思いませんか?
多少のブランクに関してはあまり気にする必要はないと思います。
むしろ面接官としてはブランクの理由のほうが気になるところでしょう。
とはいえ通常範囲内の子育てブランクで面接官の印象が悪くなることはありません。

資格勉強など、キャリアアップに対する前向きな姿勢は好印象です
アピールできる経験やスキルがない場合はどうすればよいか
少し厳しい言い方になりますが、その場合の転職活動は正直かなり難しくなると思います。
仮に転職できたとしても、希望条件をかなえられない可能性が高くなります。


まずはこれまでの経歴をふりかえってみましょう
これまでに働いた経験がある人は、必ず何かしらの経験とスキルがあります。
これまでやってきた業務を箇条書きで細かく書き出してみてください。
自分が何をしてきて何が得意だったかをじっくり考えて、自分の強みをちゃんと理解するところがらはじめましょう。
なお中途採用のほとんどは即戦力を求めています。
そのため、今までの経験・スキルを活かせる仕事を狙ったほうが選考通過の確率は確実にアップします。
未経験歓迎の仕事も探せばありますが、そういった仕事は若年層を求めていたり、社員が定着しない(いわゆるブラック)の可能性もあります。
応募を検討する場合は、まず「なぜ未経験でもOKなのか」ということを考えてみてください。
子育てママが転職しない方がいい3つの時期


子育てママが転職しない方がよい時期は以下の3つです。
育休期間
育休は「元の職場に復帰する」ことを約束して取得するものです。
その約束を反故にするような態度は、面接官にあまり良い印象を与えません。
もしやむを得ない事情があり育休中に転職活動をはじめる場合は、理由をきかれた時にしっかり説明できるようちゃんとした答えを準備しておきましょう。
具体的には、以下の2点をベースに理由を伝えると効果的です。
・長く働き続けられないと感じた客観的な事由(漠然と「つらい」と感じたなどの主観はNGです)
・改善のためにできるかぎり努力したこと(大変な環境でもすぐにあきらめず粘り強く頑張った)

なお、自治体や保育園によっては育休中の転職自体を禁止しているケースがあります。
それぞれ扱い方が異なりますので、転職活動の前に自治体や保育園に問い合わせてください。
子どもが0~3歳の時期

子どもは成長にしたがって免疫を発達させていきます。
3歳くらいまでの免疫の力が弱い時期は預け先や外出先から病気をもらってくるリスクが高く、緊急対応が必要なケースも多いでしょう。
そのため転職活動に支障をきたしたり、仮に転職できたとしても転職先で肩身の狭い思いをする可能性があります。
強力なサポート体制がある場合は別として、そうではない場合は子どもにある程度免疫がつくまで転職活動は控えた方がよいでしょう。
小学校入学前後の時期

「小1の壁」問題とは、子どもの小学校入学後、子育てのサポート環境や家庭内のリズムが変わることで家事や仕事との両立が難しくなることをいいます。
小学校入学前後の時期は、それにともなって様々な変化・変更が起こります。
転職活動の落とし穴も多いため、できるだけ避けたほうがよいでしょう。

子育てママの転職活動は事前準備が8割



子育てママの転職活動では特に以下の2つに気をつけてください
自己分析:「子育てしやすい会社」の定義を明確にする
前提として、転職を成功させるために自己分析は必ずおこないましょう。
特に子育てママの転職は「子育てしやすい会社で働きたい」という軸を掘り下げておくと転職先とのミスマッチを防げます。
例えば「育休制度が整っている」会社は子育てしやすい環境ではありますが、これから育休をとる予定のないママには関係のないことですよね。
応募先企業の「子育てしやすい環境」と自分の軸が合致しているチェックすることが重要です。

面接対策:謙虚&ポジティブな姿勢を意識する

できないことを伝えようと思うとネガティブ発言が増えそうなのですが・・・

ポジティブ変換のワザを身につければ、逆に面接官の印象がアップしますよ
権利ばかり主張するのはNG
友人との関係においても、権利ばかり主張する人がいたら「この人とは良い関係を築けそうにないな」と思ってしまいますよね。
面接も同じで、権利ばかり主張する相手に対して面接官は「この人はうち(会社)のためになにをしてくれるのだろう」と思ってしまいます。
企業はあくまで「貢献してくれる人材」を求めているということを忘れないようにしましょう。
できることとできないことをしっかり伝える
入社後に「こんなはずじゃなかった」とならないよう、できないことはできないと伝えておきましょう。
ただしその場合は、あわせて代替案を提案することが大切です。
あくまで「前向きな姿勢」をアピールして、ポジティブな印象で締めましょう。
自分を雇ったことでの将来的なメリットを伝える
子育て中の転職活動は「できないこと」を意識してしまいがちですが、必要以上に負い目に感じる必要はありません。
応募書類をみればある程度の制約は想定できますし、それを承知のうえあなたを面接に案内しているからです。
謙虚な姿勢は大事ですが、面接ではあくまでポジティブな姿勢でのぞみましょう。
- お子さんの手が離れたらフルでバリバリ働きたい
- 今後はお子さんの予定はないので産休・育休はとらない
など将来的なメリットをアピールするのもよいと思います。
まとめ
以上、子育てママの転職でおさえておきたいポイントについてまとめました。
・仕事探しは転職のプロである転職エージェントを利用するのがオススメ。転職エージェントにはそれぞれ特徴があるので、ひとりひとりに合ったエージェントを見極めることが成功のコツ
・「女性が活躍しやすい環境づくり」が進められている今、子育てママの就職先も増えている
・子育てママが転職しない方がよい3つの時期は、「育休期間」「子どもが0~3歳の時期」「小学校入学前後の時期」
・子育てママの転職活動は事前準備が8割。特に自己分析と面接対策をじっくりおこなうとGood!
自己分析では「子育てしやすい会社」の定義を明確に、面接対策では謙虚&ポジティブな姿勢を意識して面接シミュレーションをおこなう

転職活動は長期戦になりますが、納得できる結果が得られるよう慎重かつ丁寧に進めていきましょう

この記事が皆さんの転職活動の手助けになれば幸いです。
では、今回は以上になります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。