今日も皆さんと一緒に発達障害等に関する学びや情報交換の場所なることを願って投稿させて頂きます。

今日のトピックは、「子育て後悔しない親のかかわり方」についてです。

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静江
余裕がない時は、ついつい子供を叱りつけてしまいます。後で「何であんなに…」と後悔することも。

子育てはハードワークです。親も余裕が無くなり、ついつい子供にキツくあたってしまうことはどのパパ・ママでもあると思います。

しかし、多くのパパ・ママが子供が育った後、後悔をしているのもまた事実です。

この記事では、「先輩パパ・ママが子育てで後悔したポイント」と「後悔しないために、大切なポイント5選」について、ご説明します。

是非お読みください♪

子育ての後悔するポイントは、「コミュニケーション」「勉強」「しつけ」

子育てを経験した40代以上のパパ・ママに対する調査で、約70%以上の方が子育ての中で後悔したことがあると回答しています。

そのうちの具体的な理由トップ3が、「コミュニケーション」「勉強」「過保護(しつけ)」についてです。

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浩二
確かに仕事が忙しく、子供との時間がなかなか取れなかったことに、とっても後悔しています。。。

子育ての中で後悔をしたことはあるか尋ねると、70.5%が「はい」と回答。具体的には、「コミュニケーション」が33.0%と最も多く、次いで「勉強」が24.7%、「過保護にしすぎた」が20.2%、「周囲環境」が8.2%、「食事」が5.9%となった。同調査では「(子どもの)将来に大きく関わってくるコミュニケーションといった社会的スキルや勉強面、しつけなどに後悔している人が多い」と分析している。

引用元:マイナビニュース「保護者の7割超が「子育てで後悔」 – やり直したいこと1位は?

逆に、このポイントさえ理解して普段からの関わりを変えていけば、後悔する可能性を減らすことができるということになります。

どのような点について注意すれば後悔しないのか、子供が伸びる親のかかわり方として、大切なポイントを5選にまとめましたので、具体的に見ていきましょう。

(参考)叱らない子育て

なお、多くのパパ、ママが叱ってしまった行為そのものにも、多く後悔を覚えるようです。

怒りの感情を抑える「アンガーマネジメント」という方法があります。叱りつけてよく後悔してしまう…、そんなパパ・ママは是非ご参考に以下記事と動画をお読みください。

(参考)理想的な周辺環境とは?

なお、周辺環境についての後悔を覚える方も一定数いらっしゃるようです。参考までに以下記事も掲載いたします。是非参考に確認ください。

子供が伸びる親のかかわり方・大切なポイント5選

それでは、子供が伸びる親の関わり方・大切なポイント5選をご紹介いたします!

子供を抱きしめる(スキンシップする)

子供を抱きしめる(スキンシップする)ことは、非常に大切です。

人間は大切な人と触れ合うことで、「オキシトシン」という幸せホルモンが分泌されます。オキシトシンが分泌されると、以下の効能があるといわれています。

オキシトシンの効能

「愛着関係の形成に役立つ」
「ストレス耐性が高まる」
「学習能力(記憶力)が高まる」

特に幼少期の親と子供の愛着関係は大変重要で上手く親との愛着関係が築けなかった子供は、他の人との関係をうまく築けない傾向があります。

日本人は子供をハグする文化がありませんが、是非子供を抱きしめてあげてください。

子供の話をよく聴く

子供につい、指示や意見ばかり言っていませんか?

子供は自分で考える力を持って生まれています。それぞれの年代で悩み、もがきながら成長しています。特に思春期以上になると自立心が高まる時期なので、親の指示や意見は耳に入りづらくなります。

どの年代でも大切なのは、子供の話をただ聴くことです。そして、親の意見を伝えず子供自身で答えを導かせ、見守ることが大切です。

良く話を聞くだけで、子供は自分を理解されたと感じ、徐々に行動が変わってきます。「聴く」意識をお持ちでないパパ・ママはぜひ意識を変えることをオススメします。

なお、子供の話を聞くのは簡単そうに思えますが、大変難しいです。一定の傾聴の知識と心構えが必要ですので、以下の動画を参考に実施してみてください。

1日の終わりに「今日は何が楽しかった??」と質問する。

昨今は、将来の夢や目標を持てない子供が多いようです。確かに希望を持ちにくい時代ではありますが、将来の夢や目標は強烈なモチベーションになります。

まずは、日々寝る前に今日の楽しかったことを質問してみることから始めましょう。寝かしつけの際、「今日は何が楽しかった??」と問いかけてみてください。

おそらく子供は、「公園で遊んだことが楽しかった!」「保育園で粘土をしたのが楽しかった!」等と具体的におしえてくれるはずです。

これを毎日繰り替えすと、子供は自分が好きなものは何か、自己認知することができます。さらに良い効能として、人間は寝る前に考えたことが一番脳に定着するため、ポジティブな一日だったと認識し、生きる活力の向上につながります。

そして、朝起きた際、「今日はどんな楽しい一日にする??」とも聞いてあげてください。きっと充実した1日を過ごす良いイメージをもとに、日々暮らせるようになるでしょう。

勉強する意味を考えさせる

子供を「勉強しなさい!」と叱りつけていませんか?

子供の将来を心配し、たくさん勉強してほしいと思う親の気持ちはわかります。

しかし、いい大学に入ったから人生安泰でしょうか。いい大学に入り、大企業に勤めれば安泰の時代は終わりました。

今後は大人になっても、自分自身の頭で考え、必要なことは適宜学習していける人が生き残る時代です。そのためには、自分自身で勉強する意義を見出せるよう、導いていく必要があります。

ぜひ子供に勉強する意味を聞いてみましょう。ストレートに「なんで、〇〇くんは勉強するのかな?」という問いで構いません。定期的に問いかけ、自分が勉強する目標、意味を考えてもらいましょう。

以下動画は勉強が好きになってもらうために、大変有用です。是非ご覧ください。

なんでも自分でさせ、失敗させる

可愛い子供なので、失敗したりケガしないよう「先回り育児」をしてしまい、過保護に育ててしまうこともあるかとも思います。

しかし、人間は実体験を通じて体験することで、成長していきます。日常の些細なことでも子供は実際に体験し、時には失敗しけがをしながら覚えていきます。「先回り育児」をしてしまうと、子供の成長の機会を奪うことになります。

『まずは、なんでも子供にさせてみる。命の危険のある事だけは、親がサポートする。』この温度感で接することが、大変重要です。

失敗を恐れずたくさんの経験をした子供は、大人になっても自分自身で様々な物事に挑戦し、成長していきます。

完璧な親はいない

以上、子供とかかり方の大切なポイント5選をご紹介しました。

なお、これらのポイントがすべてできる必要はありません。ご自身の無理のない範囲で、1つでも2つでも実践いただくことが大切です。

皆さん子供の前では、完璧な親を演じていませんか?

毎日向き合う子供、無理をして接していてもいずれ破綻します。無理なく、できる範囲で子供とも時間を大切にすることが大切なのではないでしょうか?

逆に親が完璧だと、子供が主体的に考えて工夫する余地がなくなります。そのため子供の成長を考えると、親が完璧でない方が良いと言われています。

また、親が子供の欲求に応えられなかった場合の方が、子供のストレス耐性が高く社会適合性が高かったとの研究もあるようです。

無理のない範囲で、少しずつ行動を変え、子供との接し方をより良いものにしていきましょう。

その中で悩みもたくさん出てくると思います。子育ての悩みについては下記記事を参照ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本記事では、「先輩パパ、ママが子育てで後悔したポイント」と「後悔しないために、大切なポイント5選」について、ご説明しました。

まとめ

1.先輩パパママが子育てで後悔したポイントは、「コミュニケーション」「勉強」「しつけ」

2.親の関わり方で大切なポイントは、以下の5つ
 ・子供を抱きしめる(スキンシップをする)
 ・子供の話をよく聞く
 ・ 1日の終わりに「今日は何が楽しかった??」と質問する
 ・勉強する意味を自分で考えてもらう
 ・自分でできることは、極力自分でしてもらう

3.子育てにみんな悩んでいる。
 完璧な親はおらず、親が完璧でない方が子供がよく育つというデータもある。

日々皆さま、子供のためを思って日々生活されていると思います。

少しの心がけで、子供も親もラクになることがございます。是非実践してみてください!