今日も皆さんと一緒に発達障害等に関する学びや情報交換の場所なることを願って投稿させて頂きます。
今日のトピックは「子育てがうまくいかない時に少しだけラクになるコツ」についてです。
忙しい時におもちゃを散らかしたり、遊び食べをする子どもに対して感情的に怒ることもしばしば。
そしてそのあとに訪れる自己嫌悪…思い出すだけで涙が出そう。
「私に子育ては向いていない…」
そんなふうに思ってしまうこともあったでしょう。
でも、私が伝えたいことは、「子育てがうまくいかないのは頑張っている証拠。肩の力を抜いたらいい。」ということ。
そして、自然と子どもたちと笑顔で過ごせるようになるコツがあるということ。
目次
子育てが少しだけラクになる4つのコツ
ここからは、子育てがうまくいかないと感じるあなたに、子育てが少しだけラクになる4つのコツをご紹介します。
なお、子育てのイライラのコントロール方法については、こちらの記事にまとめてあるので、ぜひご覧ください!
一時的に子どもと離れて一人になる
少しの間だけでもいいので、子どもと離れて一人になる時間を作ってみましょう。
24時間べったり一緒に過ごすのはやっぱり疲れますよね。
また、忙しく働くワーママでも、たまには仕事と育児から離れて自分の好きなことをする時間は必要でしょ
夫や実家に子どもの面倒を見てもらったり、一時保育を利用するなどして、気晴らししちゃいましょう!
一日ダラダラと過ごしてみる
夫や実家に子どもを預けられない、または一時保育も利用できない場合、子どもと一緒に家でダラダラ過ごしちゃいましょう!
この日だけは、子どものトイレトレも、おもちゃの片付けも洗濯も全部忘れて、のんびりテレビでも見て過ごしましょう。
食事だって、レトルトや宅配でいいじゃないですか。
とにかく、ノールールな一日にして、普段気にしていることから解放されましょう!
子どもが生まれた日のことを思い出す
お漏らしや遊び食べ、ぐずりなど、どうしてもイライラしてしまうときは、一度子どもが生まれた日のことを思い出してみてください。
そうすることで、子どもに対する評価基準をググっと下げることができます!
生まれたての時は、寝て、泣いて、授乳して、また寝ての繰り返し。
それが、今は歩いたり、しゃべったり、たまにはお手伝いもしてくれるようになりました。
数年の間に、ものすごく成長したと思いませんか?
そう思えばなんだか愛おしくなってきませんか?
筋トレする
どうしてもモヤモヤが収まらないときは、筋トレしちゃいましょう。
ネタじゃないですよ?本当に筋トレは効果的です。
なぜなら、筋トレには心理的ストレスを軽減する効果があるからです。
具体的には、筋トレにはイライラで緊張状態になった筋肉をほぐす効果や、セロトニンの分泌により幸福感を感じさせる効果があります。
声に出して自分を褒める
家事育児って、どれだけがんばっても、なかなか誰にも褒めてもらえませんよね?
それなら、自分の子育てを自分で褒めてしまいましょう!
「自分は頑張っている」、「今日も子どものご飯を三食用意できた!えらい!」などと褒めてあげることにより、自分を認めてあげましょう!。
そうすると、自然と子どもにイライラしたり、子育てがうまくいかないと感じることも少なくなると思います。
てぃ先生のこちらの動画でも、子育ては気づかれない親切の繰り返しだけど、自分で自分を褒めることで自己肯定感が向上すると解説されていますね。ぜひご覧ください!
子育てがうまくいかないと感じる時に知ってほしいこと
あなたは一人じゃない
「こんなに子育てがうまくいっていないのは、私だけなのかな…」
子育てに追われる毎日のなかで、こんなふうに不安になることもありますよね。
でも、大丈夫です。
子育てに悩んでいるのは、あなただけではありませんよ!
「子育て うまくいかない」のツイートはたくさんある!
「子育て うまくいかない」のキーワードで検索した結果、子育てに悩んでいるママのツイートが多数ヒットしました。
連日の夜泣き、食べない離乳食、散らかしっぱなしのおもちゃ、進まないトイレトレ…
それでも子どもの可愛さに癒される
一方で、このようなツイートも見つけました。
子育ては大変だし、うまくいかなくて自己嫌悪になるときもある。
それでも、投げ出さずにまた頑張れるのは、愛する子どもの可愛さに癒されるからなんでしょうね。
結論:結構みんな子育てに悩んでいる
このように、子育てがうまくいかなくて悩んでいる人はかなり多いです。
それもそのはず、誰でも最初は子育て初心者です。
しかも、子どもが相手とはいえ、自分と違う考えを持つ一人の人間ですから、すれ違いもあって当然だと思います。
それでも、やっぱり血のつながった可愛いわが子に癒され、また前向きに頑張れる…。
そんな日々を乗り越えて、子育てが終わったときは、比べ物にならないくらいの達成感が味わえるのでしょうね。
子育てに悩んでいる=良い親
子育てがうまくいかなくて悩んでいる時点で、あなたは良い親です。
なぜなら、本当に悪い親なら、子育てがうまくいかなくても悩んだりしないからです。
毎日、子どもと真剣に向かい合っているから、目の前の子どもに本当に幸せになってほしいから、悩むんですものね。
私は、あなたのことが本当にすごいと思います!
子育てに正解はないもの。
こちらの動画でも、気負いすぎずに子育てすることの大切さについて紹介されていますね。ぜひご覧ください!
発達障害の相談を検討したほうがよい場合もある
子どもの癇癪や感覚過敏がひどい場合は、発達障害者支援センターなどの発達障害の専門機関に相談してみるのも一つの手でしょう。
こちらの「発達障害情報・支援センター」のサイトで、最寄りの発達障害者支援センターの検索ができるので、参考にしてみてくださいね。
発達障害の相談をするメリットと注意点
発達障害の相談をすると、以下のようなメリットが考えられます。
- 発達障害であることを前提とした育児方針をとることができる
- 親の気持ちにも余裕が生まれ、子どもとの接し方を見直すことができる
- 発達障害の診断がされれば、さまざまな療育や支援を受けることができる
一方で、発達障害の相談をする上での注意点は、以下のとおりです。
- 発達障害の診断結果を得ることが目的ではない
- 子どもの進路選択に影響が出ることもある
このように、発達障害の診断結果を得ることは、一定のメリットがあるのも確かです。
しかし、一方で保育所の入所や習い事の利用を断られたり、小学校で特別支援学級を勧められたりと、子どもの進路選択に大きな影響が出る可能性は否定できません。
子どもとの接し方や、ストレスを軽減できるような方策を見つけるための手段、それが発達障害の相談だということを覚えておきましょう。
必要なら放課後デイサービスの利用を
発達障害にはいろいろな類型がありますが、大まかにいうと得意なことと苦手なことが顕著であるという特徴があります。
発達障害の詳しい分類については、こちらの記事にまとまっているので、ぜひ参考にしてみてください!
たとえわが子に発達障害があったとしても、子どもの個性を大切にしつつ、将来的には自立して社会生活を送ることができるようになってほしいですよね。
そのためには、子ども一人一人の発達の特性に合わせたサポートが必要になります。
具体的には、得意なことはどんどん伸ばしながら、苦手なことにもうまく付き合っていけるようにサポートすることが必要です。
そのうえで、日々の生活の中で「できた!」「誰かの役に立った!」という成功体験を積み重ねていくことで、自立心が養われることにつながります。
しかし、やはり保護者だけではなかなかうまくいかないですよね。
そこで、放課後デイサービスの利用を検討してみましょう。
放課後デイサービスの詳細については、こちらの記事をご覧ください!
放課後デイサービス・アレッタについて
先ほどご説明したとおり、発達障害児に対しては、一人一人の発達の特性に合わせたサポートが必要です。
放課後デイサービス・アレッタでは、発達障害を持つ子どもたちの未来に選択肢が増えるように、子どもたちが自分に自信を持ち充実した日々が送れるようなお手伝いを目指しております。
そして、「自分の意思で行動する子」を育て、大人になった時に「自分でできる」と自信を持ち、安心して暮らすことができるよう創意工夫をしながらお手伝いをしていきます。
また、親御様の子育てのお悩みを私たちと共有していくことでご家庭でのストレス軽減の手伝いができることを目指しています。
詳しくは、アレッタのホームページをご覧ください!
まとめ
今回は、子育てを少しだけラクにする4つのコツ、そして子育てに悩む親は良い親だということをご紹介しました。
今すぐ試せるコツとして、
- 一時的に子どもと離れる
→子どもを預けて気晴らししてみる - 一日ダラダラと過ごしてみる
→家事やトイレトレなどは免除して子どもとテレビを見て過ごす - 子どもが生まれた日のことを思い出す
→子どもに対する評価軸をぐっと下げてみる - イライラしたら筋トレする
→ストレス発散
をご紹介しましたので、できる範囲から試してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。