今日も皆さんと一緒に発達障害等に関する学びや情報交換の場所なることを願って投稿させて頂きます。
今日のトピックは「子育て 発狂」についてです。
「子育てがこんなに大変だったなんて…もう本当につらい」
と、子育てそのものを放棄したくなる気分に陥った経験はありませんか?
実は、多くのママが発狂したくなる経験があると言います。あなただけではありません。育児に追われ、誰にも理解してもらえず、孤立しているママは多くいるのです。
そこで本記事では「子育てに疲れ発狂しそうなママに伝えたいこと」をテーマに、子育てと自分を両立していくためのコツを解説します。
子育ては大変ですよね!ぜひ参考にご覧ください。
目次
子育てで発狂しそうなママ度チェック
下記の項目に、あなたの心境がどれだけ当てはまるのか確認してみてください。
- 子供の顔を見るのが嫌になってきている
- 子供の泣き声を聞くだけでイライラする
- 孤立感を感じている
- 自分の気持ちを誰も分かってくれないと感じる
- 最近食欲が落ちた・逆に食欲が増えた
- つい周囲に八つ当たりしてしまう
- 眠い・疲れているのに眠れない
- 何もやる気がでない・気力がない
- ひとりになりたいと思う時がある
- ひとりで泣いている日が多い
あなたにも「あるある」と感じた項目はありましたか?
「あるある」と感じた項目が多いママほど、心身ともに疲れています。精神的なストレスがひどい場合、産後うつになりかねません。
育児はママひとりで行うものではなく、夫婦や家族、実家、地域で行っていくもの。
なので、あなたひとりで抱え込まず、周囲を頼ってください。子育てはもちろん必要です。しかし、ママ自身の休息も同じ位に必要なのです。
なぜ子育てに発狂したくなるのか
なぜ子育てに発狂したくなるママが多いのでしょうか。その理由は、心身ともに疲れているからです。
子育てに疲れてしまう原因
子育ての環境は家庭によって大きく異なりますが、2つの共通点があります。それは「子育てが大変であること」と「常に不安・心配であること」です。
- 子育てにママが疲れてしまう
- 子育てを優先しママの時間がない
- ママに対する子育てのウエイトが大きい
- 子育てでママの睡眠時間が削られる
「子育て=ママの役割」のような固定概念が昔から根付いていました。確かに、母乳を飲ませる行為は、ママにしかできない役割です。
とはいえ、子育てをしながらの家事・仕事・食事の準備や片付けなど、子育てと家事にプラスして、ママの時間を両立させるのは大変難しいのです。
子育てに対する不安や心配によるストレス
ママが抱える子育てに関する不安は多くあります。
- 起こされて眠れない
- 泣き止まない・すぐ寝ない
- 子供が言うことをきかない
- 子供がいることで行動を制限される
- 子供の急病でスケジュールが変更
- 子育ての方法に不安
- 子供の経済的な不安
泣き出した理由が分からない。抱っこし続けても泣き止まない。どうして良いのか分からないなど、パニックに陥ってしまうママは多いのです。
他にも、幼少期の子供は目についたものを取ったり、持ち上げたり、口に入れようとします。誤飲すれば、それこそ大ごとですよね。
では、子供が成長して歩けるようになった年齢なら楽か?と言えば、そうとも限りません。
ひとりで歩ける年頃になると、何かのきっかけでケガをするかもしれないからです。目を離すと、どこに行くのか分からず、不安や心配が絶えなくなります。
こうして心身ともにストレスを抱えたママは、自分の感情をコントロールできず、子育てに疲れ発狂したくなるのです。
発達障害の可能性
発達障害を抱えている子供の場合、一般の子に比べて子育てに手間がかかり、ママの負担はより大きくなります。
逆に手間がかからなくて心配になるケースもあるでしょう。その場合、物事の認識や確認ができていないのかもしれません。
「この子に限って言うことを全く聞かない」
「この子に限って手間がかかる」
といった疑問や不安を感じたら、まずは小児科や児童精神科に相談してみましょう。
ASDやADHD、LDなど、生活に支障が生じる複数の障害を定義した「総称」です。
子育てに発狂しそうなママへ:両立のコツ
子育てはとても大変なことです。けれど、周囲から理解を得られない場合があります。ストレスが限界に達し、発狂しないためにも、あなただけの時間を確保し、しっかり休息すること。これこそ、子育てとママ自身の生活を両立させるコツです。
ここで、子育てに関する動画をご紹介します。
双子の子育てに関して赤裸々にトークしている内容です。子育てに関する悩み解決のヒントになるかもしれません。
「ママは〇〇であるべきだ」のような固定概念はありませんか?
無理はせず、ママもしっかり休息すべきです。
子育ては、ママだけの役割ではありません。夫婦や家族、地域で行うものです。
両立させるコツ:周囲を頼っていい
まずは、パートナーや実家、兄弟に協力をお願いしましょう。育休の申請や、パートナーの休日を使って子育てを交代し、気分転換に外出してみてはいかがでしょうか。
この際、いろいろな話を聞いてくれる相手や、同じママ友と悩みについて話してみるのも良いでしょう。
美味しいものを食べたり、普段はできない買い物をしたりなど、気分転換できる環境が整えばストレスの発散につながります。
他には、実家に里帰りするのも1つの選択肢。逆に、実家のご両親や、兄弟に家へ来てもらう選択もあるでしょう。
両立させるコツ:地域の支援機関を活用する
子育てに奮闘するママの中には、パートナーが出張中や、実家が離れすぎて帰省できない。他にも、シングルマザーで頼れる人がいないといったケースがあるでしょう。
そんなママには、地域ごとに設置された子育て支援センターの利用をおすすめします。就学前の子供を対象にした支援機関で、同じ子育てで悩むママたちとの交流や、相談が可能です。無料で利用できる所もあるので、まずは相談してみましょう。
静江「子育てに悩んでいるママは、あなただけではありませんよ」
浩二「あなた自身の時間を確保するためにも、周囲を頼ってください」
発達障害を抱えている子供の支援機関の活用
まずは、地域ごとに設けられた発達障害者支援センターへ相談してみましょう。電話相談が可能で、対応した医療機関の紹介や、生活支援計画の作成、就学の支援などを行っています。
リンクから、全国の一覧表を確認できますよ
他にも、放課後等児童デイサービスの利用も可能です。障害を抱えた子に適した療育を行いつつ、ママは自分の時間を確保できます。
しっかり休息をとるのも、ママの役割です。
両立させるコツ:宅配サービスの活用
スマホの普及やコロナ禍の影響もあり、食事の宅配サービスだけでなく、食材を注文し、宅配してくれるサービスもあります。
子供を抱えながらの移動や買い物は大変ですよね。宅配サービスを使えば、自宅から出ることもなく食材の調達が可能です。宅配できる地域が限定されるため、事前に確認し、対応したアプリをダウンロードしましょう。
使えるサービスを上手に取り入れることで、生活の負担を軽くできます。
まとめ
子育てに疲れ、発狂したくなるママは、決してあなただけではありません。
子供のために、ママ本人が無理していませんか?
一時的に無理はできても、心身ともに疲れていませんか?
ママ自身にも、休息が必要です。
なので、パートナーや家族、兄弟や地域のサービスを有効に活用し、あなただけの時間を確保してください。
あなただけの時間を確保してこそ、子育ては両立するものです。