今日も皆さんと一緒に発達障害等に関する学びや情報交換の場所なることを願って投稿させて頂きます。

今日のトピックは「発達障害 普通学級 迷惑」についてです。

発達障害を持つお子さんの小学校進学について悩まれていませんか?発達障害がある場合親御さんは普通学級か、特別支援学級かで悩みますよね。

今回は発達障害がある場合に「普通学級にいると迷惑になるのか不安」という親御さんに向けて普通学級と特別支援学級の特徴とその比較や親御さんの役割について解説していきたいと思います。

周りの人に理解してもらえるかが鍵

普通学級で過ごす場合、学校生活は集団授業や集団行動が中心となるため、みんなと同じように行動できることが重視される場合も多いですね。

発達障害があるお子さんの場合には、普通学級で過ごすことは子どもさんにとってハードルが高くなってしまうことも多いようです。

そのため、必要な支援や学校の先生や同級生の理解がない状態で普通学級にいる場合、子どもさんが環境に適応できずに問題行動(大声、暴言、暴力、離脱など)を起こしてしまう可能性もあります。

このように発達障害に対しての理解・支援が得られない事例は同級生や保護者に「迷惑」「こわい」と捉えられる事例もあるようです。

残念ですが発達障害の子どもがいると迷惑という声もあります(下記)

逆に、学校の先生や同級生に発達障害に理解してもらえて、その子に応じて柔軟な対応ができた場合では発達障害を持つ子どもさんでも普通学級で過ごすことができたという声もあります。

いろいろな情報がありますが、その子の発達障害の特性の同級生や先生による理解にもよりますので、その子にあった選択を個別に判断していく必要があるのです。

その子の特性に合わせて

普通学級か特別支援学級か決断することは発達障害を持つお子さんや親御さんにとっては常に頭を悩ませる問題ですよね。

発達障害の特性や必要性により、「普通学級に在籍して通級を受ける」か「特別支援学級」に進級するかなどの選択肢があります。少人数の教室で授業を受けた方がその子に合う場合もあります。

普通学級(通級あり)と特別支援学級の特徴をまとめました。(参照:(参考)通級による指導の現状ー文部科学省

普通学級(通級あり)の特徴

教育面:通常の学習過程を受けることができる
その他の特徴:大部分の授業を普通学級で受けて、一部の時間で障害に応じた特別な指導(週1〜8コマ)を受ける

生徒数:生徒13人につき教員一人という配置

通学面:在籍している学校に通級指導教室の設置がないと在籍している学校と他校に通学するので通学による負担が大きい

特別支援学級の特徴

教育面:基本的には小中学校の学習指導要領に沿って編成しているが、子ども一人一人の障害の状態に応じて特別支援学校の学習指導要領を参考とした特別の教育課程を受ける

生徒数:少人数制のクラス編成(公立:1学級8人)

通学面:近くの小中学校に特別支援学級がない場合は遠方の学校に通学する場合もある

小学校高学年になると特別支援学級に移動することによって、発達障害を周囲に知られたくない・隠したいと思う子どもさんもいるようです。

いずれにしても子どもさんの特性を考えたりや気持ちに考慮しつつ学級選びは無理のない選択をしていきたいですね。そして、学校側とも話し合いながら選択をしていきたいところです。

発達障害を持つご家族の事例ですので参考までにご覧ください。

両方に共通すること

普通学級と特別支援学級の共通事項は個別の教育支援計画と個別の指導計画を作成されるところです。引用をご覧ください。

個別の教育支援計画(家庭、地域、医療、福祉、保健等の業務を行う関係機関との連携を図り、長期的な視点で 教育的支援を行うための計画)と個別の指導計画(一人一人の教育的ニーズに応じた指導目標、内容、方法等をまとめた計画)を作成。

引用元:(参考)通級による指導の現状ー文部科学省

発達障害を持つ子どもさんの動画です。この動画は特別支援学級と特別支援学校との選択を迷っている親御さんに参考になると思います。参考にしてくださいね。

親御さんの役割

子どもさんが楽しく学校生活を送れるようになるには親御さんの役割がとても重要ですよ。これは、どちらの学級に在籍した場合でも同じであると思います。

親御さんの役割とは、発達障害を持つお子さんの特徴や関わり方や工夫を正しく理解してもらうことです。学校の先生や同級生やその保護者に繰り返し説明して理解してもらうようにしましょう。

ある事例では、繰り返し子どもの特性を周囲に説明することによって「〇〇君は、〇〇と理解するからシンプルに話そう、こういう風に遊ぼうと周りの子がわかって優しく接してくれるようになった」という経験談も見られます。

発達障害があるお子さんの場合は学校で何かしら行き違いや誤解を受けやすいという特徴がありますね。なので、その都度周りの人に事情を説明して理解してもらうように努めていきましょう。

注意したいこと

親御さんは発達障害の特徴を説明して理解してもらいたいときは「障害があるからわかってもらって当たり前」という思いでなく、「理解してくれてありがとうという感謝の前気持ち」を前面に出していきたいですね。

相手も人間ですから親御さんの姿勢によっては、その子に協力してみようと素直に思える場合とそうでない場合もあります。その子の特徴を理解して協力してもらうには周囲への感謝の気持ちももちたいですね。

2次障害に注意

発達障害の場合では、小学校くらいの時期から学校生活での問題が顕在化してくることが多いことがわかっています。そして心身症や学校不適応、不登校、社会不適応などの二次的な不適応になっていくという経過をたどる場合もあります。

(参照:厚生労働省 第一章 軽度発達障害をめぐる諸問題

上記のように2次障害にならないようにするためには、子どもの発達障害の特性を理解して学校生活でも無理のない選択をするなどの対処をとっていくことが大切ですね。

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静江
日頃から子どもさんと積極的にコミニュケーションをとりたいですね。親御さんは子どもからのSOSをキャッチできるようにして、適切な対応が取れるようにしていきたいですね。

学校との密な連携

学校で過ごす状況は学校でしかわかりません。担任の先生や通級指導教室の先生、特別支援学級の先生と情報を共有してしっかりと連携をとっていきたいですね。

そして、子どもさんが過ごしやすい、より良い環境を作っていきたいところです。

そして親御さんは学校以外にも相談の窓口を持ちたい時もありますよね。次は発達障害について相談ができる窓口を紹介したいと思います。

発達障害について相談できる窓口

学校以外で発達障害の相談ができる窓口は下記になります。

  • 市町村の発達障害の窓口
  • 児童相談所
  • 発達障害情報支援センター
  • 放課後等デイサービス など

市町村の窓口はお住まいの市町村で発達の個別相談に応じている場合がありますので一度問い合わせしてみてはいかがでしょうか。そして、発達障害情報支援センターは全国に設置があります。

今回紹介したいのは放課後等デイサービスについてです。内容は下記をご覧ください。

放課後等デイサービスは、支援を必要とする障害のある子どもに対して、学 校や家庭とは異なる時間、空間、人、体験等を通じて、個々の子どもの状況に 応じた発達支援を行うことにより、子どもの最善の利益の保障と健全な育成を 図るものである。

引用元:厚生労働省放課後等デイサービスガイドライン(本文).pdf

放課後デイサービスでは発達障害を持つ子どもさんの発達支援も行っていますが、障害を持つ子どもを持つ親御さんを支援するという側面もあります。

具体的には子育ての悩みや養育などに対して相談したり、子どもさんをケアすることによって親御さんの時間を一時的に保障するという点です。

そのため、このような窓口に子育ての悩みを相談してみてはいかがでしょうか。発達障害を持つ親御さんは悩まれることも多くあると思いますので、このような機会を利用して積極的に相談してみましょう。

施設紹介

放課後等デイサービス・アレッタでは放課後等デイサービスで横浜市を中心に、小学1年生~高校3年生の児童を対象に事業を行っています。

発達障害を持つ子どもさんやそのお子さんを支える親御さんの負担は計り知れません。アレッタはお子さんのお気に入りの場所、親御さんにとって安らげる場所を目指しています。

子どもさんとのコミニュケーションや関わりで悩まれてはいませんか?どうぞ、アレッタにお気軽にお問い合わせください

神奈川県横浜市の放課後等デイサービスアレッタWEBサイトへ

また、アレッタサイト内の発達障害お役立ちトピックスにて発達障害に関する情報記事を公開しています。ぜひ参考にご覧下さい。

まとめ

普通学級にいると迷惑になるのか不安という親御さんに向けて普通学級と特別支援学級の特徴や親御さんの役割について解説してきました。

普通学級か特別支援学級かについては、お子さんの特性や気持ちを考慮しつつ無理のない選択をすることが大切です。そして、学校生活を楽しく送るには親御さんが果たす役割や学校との密な連携が大切であることを説明してきました。

この記事を読んでいただいて普通学級にするかどうかの選択のお役に立てれば嬉しいです。最後まで読んでいただいてありがとうございました。