今日も皆さんと一緒に発達障害等に関する学びや情報交換の場所なることを願って投稿させて頂きます。

今日のトピックは「発達障害水泳」についてです。

子どもさんの習い事が話題になることも多くなっていますね。発達障害の子どもさんにおすすめな習い事の一つに水泳があります。

お子さんがせっかくやりたいと思っている習い事は、やらせてあげたいですよね。でも、断られたらどうしようと不安に思う親御さんも多いのではないでしょうか?

そこで今回は、発達障害があるお子さんは水泳教室に受け入れてもらえるのか、そして親御さんが注意したいこと、発達障害の子どもさんに対して水泳はどのようなメリットがあるのかをお伝えしていきたいと思います。

障害でも受け入れている水泳教室も

下記のツイートをご覧下さい。

習い事に関する不安を抱えた人は多く、SNSでも意見交換することは多くあります。

水泳教室はお住まいの地域にあることも珍しいことではないのではないでしょうか。水泳教室はたくさんあって随時募集しているところも多いですよね。

中でも障害を持つ子どもさんを受け入れているコースがある場合や個人レッスンなど様々な形式がありますよ。現在は障害があっても水泳を習うことが以前よりも気軽にできるようになっています。

発達障害をお持ちのお子さんで水泳に通っている場合もありますよ。下記をご覧ください。

上記のように水泳教室に受け入れてもらえる場合もあれば、断られてしまう場合もあるようです。

実際に水泳教室に出向いても子どもさんが発達障害があると説明すると、水泳教室を断られてしまったという事例も見受けられます。

断られてしまう理由とは

どうして断られてしまうのでしょうか。

理由の一つに、子どもさんの発達障害の特性が関係しているようです。発達障害の特性は落ち着きがない、じっとしていられない、集団で全体に合わせられなかったりする場合もありますよね。

次に考えられるのは水泳教室側の事情も関係しているようです。

水泳は危険と隣り合わせのスポーツでもあります。そのため、集団に合わせられない、落ち着きがない、突発的な行動を取りがちな子どもの場合は安全性の担保が難しいと捉える場合もあるようです。

水泳教室側が発達障害の子どもさんを受け入れる場合、発達障害に対して正しい理解とその対応が取れることが重要です。そして、発達障害の子どもにあったコースや指導方法があることや教室の先生の体制も関わっています。

そして、親御さんにとっても水泳教室に発達障害への理解や対応ができる体制がなければ、発達障害がある子どもさんを預けることは不安ですよね。

avatar
浩二
発達障害を持つ子どもさんの場合、水泳に限らず習い事選びで苦戦することもしばしばあるようです。
avatar
静江
発達障害に理解がある教室や指導を行なっている場合もありますので、諦めずに色々な方向から情報収集してみましょう。

水泳を習うには色々なスタイルが用意されていることもあります。

  • 水泳教室
  • 障害者コースがある水泳教室
  • 個人指導など
水泳教室選びのアドバイス

発達障害の特性では集団での指示を理解したり行動することが苦手であることも多いですね。

大人数での指導はなるべく避けて、少人数やマンツーマンが発達障害の子どもさんには適しています。


ぜひ検討してみてくださいね。

補足

水泳教室側が発達障害に対して理解がある場合でも、その特性上親御さんの付き添いが入会の条件になっている場合もあるようです。

親御さんはこれを想定しておく必要があります。

発達障害を持つお子さんの場合は、水泳教室を探すのに苦戦することがあるかもしれません。でも、様々な比較・検討をした上でお子さんに合う、楽しく通える水泳教室に巡り合えるといいですね。

知っておきたいこと

水泳は、発達障害がある子どもにとってはおすすめの習いごとの一つですが、ここの特性を考慮した上で水泳を始めた方がいいですね。

発達障害を持つ子どもさんは全員ではないですが、

  • 感覚過敏
  • 協調性運動が苦手

発達障害の子どもさんの場合は感覚過敏や協調性運動の苦手さを持ち合わせている場合があります。

その場合は指導者とコミニュケーションをしっかり行いお子さんの特性を説明しましょう。そして、指導に生かしてもらうようにしましょう。

感覚過敏とは

感覚過敏は、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚のいずれかが過剰に刺激を受け取ってしまい、本人がその刺激を苦痛に感じている状態になります。

今回のテーマである水泳では、指導や安全のために急に体を触ったりする場合もあります。そして子どもさんは、その触られる刺激に驚いてパニックになってしまったりする場合もあるようです。

また、顔が水に濡れる感覚のを極端に嫌がる場合や塩素の匂いが気になって水泳に気持ちが向かないという場合もあるようですね。

感覚過敏は何が刺激になるか分からないので、子どもの傾向を把握して水泳教室に通お子さんの様子を見ていきましょう。

そして、指導者の方にお子さんの過去の経過や今の状況を説明して適切な対応を取ってもらう必要もあります。

協調性運動が苦手

発達障害がある子どもさんの場合、運動の協調性が低い場合もあります。下記をご覧ください。

発達障害児は定型発達児よりも運動の協調性や運動イ メージの能力が低下していることが指摘されている 5)。 自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder: 以下,ASD)の 79%に明らかな協調運動が,10%に境 界級の問題が認められた 6)。さらに,ADHD 児の 55.2% に DCD が認められた 7)。

引用元:幼児期における運動の協調性と感覚異常の関連性の検討 松 田 雅 弘  新 田 收  古 谷 槇 子 楠 本 泰 士  小 山 貴 之 2018
協調運動とは

感覚や動作など連動して行う運動のこと


例)縄跳び

→視覚で縄のつくタイミングを図り、動作(ジャンプする)と、二つの要素を連動して行なっていますね

運動の協調性やイメージが低い場合では、水泳などの全身運動と感覚を組み合わせたスポーツは難しかったり時間が必要な場合もあります。

まずは感覚を掴むことが大切ですが、時間をかけていきたいですね。お子さんの様子を見ながら、指導者に子どもさんの特性を伝えて、その子にあった教え方をしてもらうようにしていきましょう。

水泳がもたらすメリット

水泳を習うにあたり注意したいこともありますが、それ以上に水泳によるメリットもあります。

水泳のメリット

身体的に良い影響(心肺機能、体力づくり)


精神的に良い影響(体を動かすことでストレス発散、継続で自信がつきやすい)


発達障害の特性があっても継続しやすい(個人競技の要素が強い、同じ環境で過ごせる、見通しが立てやすいなど)

水泳はスポーツのため体の一部だけではなく全体的に体を動かしますので、体が鍛えられて丈夫になりますよね。

そして、発達障害を持つ子どもさんは不安やストレスを感じやすい場合もありますので、体を動かすことによってストレス発散につながる場合もあります。

また、水泳は個人要素も強いので自分の進捗状況によって小さくても成功体験を積み上げることもできますね。

そのため、継続して水泳教室に通ったり、検定を受験したりなど新たな経験を少しずつ積むことができます。経験を積むことで自分の成長を感じたり自信につながる場合もあるようですよ。

水泳が好きでも、時にはお子さんが水泳をしたくないこともあるかもしれません。そんなときは親御さんが話を聞いてあげてくださいね。

そして、お子さんと一緒になって解決の糸口を一緒に見つけられるといいですね。

avatar
浩二
下の動画では自閉症を持つお子さんと親御さんが水泳教室を探すところから、水泳教室に楽しそうに通う様子が見られますよ。
avatar
静江
発達障害を持つお子さんを療育している親御さんの参考になるかと思います。

発達障害の子どもたちの水泳チームというものもあるようです。

親御さんのサポートが大切

発達障害を持つお子さんは疲れやすかったり、疲労の自覚が乏しく限界まで頑張ってしまったりします。心の面では、他の子どもと比べたりしたり、自己評価が低く自信を持てなかったりする場合もあります。

そのため、療育している親御さんは子どもさんの状態を見てサポートしていきましょう。ポイントをまとめてみました。

ポイント

体調管理をしましょう

頑張ったこと(プロセス)を褒めましょう

他の子どもと比べないようにしましょう

体調管理は大切ですね。体の状態もそうですが、精神的な面でのケアも必要になってきます。

水泳などの習い事をする際は、継続することによって成功体験を積み重ねて自信がつく、そして次のステップへとなるとそのこの励みになる場合もありますよ。これは子どもさんだけでなく親御さんの励みにもなりますね。

しかし、水泳をしなくなくなったり、嫌がる場合もあるかもしれません。一時的にそのような時もあるかもしれませんね。

そのような場合は子どもさんと気分転換を図ったり、時間を置いたり、子どもさんとゆっくり話してみてくださいね。

その上で解決の糸口が掴めずに、水泳が子どもさんのストレスにしかならない場合は子どもさんの気持ちを考慮して無理をしない方がいい場合もありますのでゆっくり検討してみてください。

相談窓口について

発達障害を持つお子さんや親御さんは日々の日常生活のことや習い事のことなども含めて、悩みことも多いのでないのでしょうか。

そこで発達障害について相談ができる窓口を紹介していきます。以下の窓口をご覧ください。

上記の窓口ではお住まいの地域に設置がある場合がありますので、お問い合わせしてみてくださいね。

今回紹介するのは放課後等デイサービスについてです。内容は下記をご覧ください。

放課後等デイサービスは、支援を必要とする障害のある子どもに対して、学 校や家庭とは異なる時間、空間、人、体験等を通じて、個々の子どもの状況に 応じた発達支援を行うことにより、子どもの最善の利益の保障と健全な育成を 図るものである。

引用元:厚生労働省放課後等デイサービスガイドライン(本文).pdf

放課後デイサービスでは発達障害を持つ子どもさんの発達支援と共に、障害を持つ子どもを持つ親御さんを支援するという側面も持っています。

具体的には子育ての悩みや養育などに対して相談したり、子どもさんをケアすることによって親御さんの時間を一時的に保障することです。

そのため、こちらの窓口に子育ての悩みや習い事に関して相談してみてはいかがでしょうか。発達障害を持つお子さんが利用することもあるため、親御さんの参考となるアドバイスを受けられる場合もあるかもしれません。

親御さんは悩まれることも多くあると思いますので、このような機会を利用し相談してみてはいかがでしょうか。

施設紹介

放課後等デイサービス・アレッタでは放課後等デイサービスで横浜市を中心に、小学1年生~高校3年生の子どもさんを対象に事業を行っています。

発達障害を持つ子どもさんやそのお子さんを支える親御さんの負担は計り知れません。アレッタはお子さんのお気に入りの場所、親御さんにとって安らげる場所を目指しています。

子どもさんとのコミニュケーションや関わりで悩まれてはいませんか?どうぞ、アレッタにお気軽にお問い合わせください。

神奈川県横浜市の放課後等デイサービスアレッタWEBサイトへ

また、発達障害お役立ちトピックスでは発達障害に関する様々な情報記事を公開しています。ぜひ参考にご覧下さい。

まとめ

今回は、発達障害があるお子さんは水泳教室に受け入れてもらえるのか、そして親御さんが注意したいこと、発達障害の子どもさんに対して水泳はどのようなメリットがあるのかをお伝えしてきました。

水泳は、発達障害があるお子さんのおすすめの習い事の一つですが、水泳に限らず親子で楽しく取り組めることを見つけられたらいいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。