今日も皆さんと一緒に発達障害等に関する学びや情報交換の場所なることを願って投稿させて頂きます。
今日のトピックは「子育てとテレワークを両立させるコツ」についてです。
コロナ禍で急速に浸透したテレワーク、筆者も今まさに自宅でこの記事を書いています。
テレワークにはいろんなメリット・デメリットがありますが、「子育て中でも働きやすい」という意見について皆さんはどのように思われますか?
筆者の友人(テレワーク中のワーママ)いわく「子どもに気をとられて仕事が進まない」そうで、一概にメリットばかりとも言い切れないようですね。
そこで今回は子育てとテレワークの両立方法について、友人の意見も参考にしながらまとめました。
目次
子育てママのテレワーク。メリット・デメリットあるある
そもそもテレワークの定義って何でしょうか?
テレワークとは、情報通信技を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことです。
引用:日本テレワーク協会.「テレワークとは」
会社以外でおこなう仕事はすべてテレワークとよびます。
今回はテーマに沿って「子育てママが自宅でおこなうテレワーク」のメリット・デメリットをまとめました。
【メリット】子育てママのテレワーク
子どもと過ごす時間が増える
- 会社への移動時間がないので子どもの送り迎えができる
- 子どもが小さい場合は仕事をしながら子どもの見守りができる
- 子どもがある程度一人で過ごせる場合でも、自宅で一緒にいると安心
- 一緒におひるごはんを食べるなど一緒に過ごす時間が増える
- 子どもの体調が悪い時も、仕事を調整すれば子どもの看病ができる
家事に充てる時間が増える
- 休憩時間を利用して掃除や夕飯の準備ができる
- 仕事が終わってパソコンを閉じるとすぐに家事に取りかかれる
自分の時間がふえる
- 今までまったく取れなかった自分の時間を確保できるようになる
- 職場でとっていた休憩を自宅でとることにより好きなことができたりリラックス効果がうまれる
【デメリット】子育てママのテレワーク
仕事に集中できなくなる
- 子どもが小さいうちは目が離せないため、子どものお世話がメインになり仕事が思うように進まない
- 子どもに呼び止められるたびに思考が途切れるため仕事の効率が下がる
就業時間外に仕事のことを考えてしまう
- 仕事道具や資料が常に近くにあると気持ちの切り替えができない
- 日中思うように仕事が進まなかった場合、業務時間外に仕事を進めようとする
子育ての負担がママに偏る
- 「ずっと自宅にいるのであれば子育て・家事もできる」という認識でパパが非協力的になる
- 緊急事態やイレギュラーの対応をママに求めがち
子どもがひとりで過ごせる時間が多くなると両立しやすいかもしれません。
子育てとテレワークを両立させる共働きママの考え方
当然ですが、テレワーク中は労働時間です。
「そもそもテレワークは子育てを前提とするものではない」という思考を忘れがちなのではないでしょうか。
この共通認識をもったうえで意識しておくとベターなポイントを3つご紹介します。
子育て・家事の分担を明確にきめておく
「どこで仕事をしていても労働時間に変わりはない」
この認識のもとパパや両親の協力体制をしっかり確保しておくことでキャパオーバーを防げます。
- パパと子育て・家事の分担について事前に話し合っておく
- 親のサポートに頼れる部分は無理せずお願いする
オンオフの切り替えを意識する
子どもに仕事を中断させられる、家事中も仕事のことが頭から離れない・・・
子育てママのテレワークはオンオフの切り替えが難しくなります。
メリハリがつかず頭がごちゃごちゃになると、作業効率が下がり精神的にも疲れてしまいます。
そのため気持ちの切り替えは意識しておこなうようにしましょう。
そんな子育てママのテレワークで重宝するアイテム
タスク管理に大活躍の「電子メモパッド」をご紹介します↓
発売日 | 2019年2月20日 |
ブランド名 | Kent Displays |
メーカー型番 | BB-12 YELLOW |
価格 | 2079円 |
仕事を中断しなければならない時に「覚えておきたい」仕事の進捗状況
夕飯を準備していて「ふと思い出した」仕事のやり残し
忘れたくない大事な記憶をささっとメモしておけたら便利だと思いませんか?
そんな時にメモやふせんがわりに使えるのがこちらのアイテムです。
テレワーク普及の影響もあり電子メモパッドは色々なメーカーから発売されていますが、このアイテムは子育てママのテレワークにピッタリなんです。
・【手のひらにのるコンパクトサイズ】持ち歩きもラクラクで会社でもふせん代わりに使えます
・【他社と比較しても圧倒的なかわいさ】ビビットカラーで仕事のテンションもUPします(全5色)
・【マグネット付きなので冷蔵庫にもピタッとくっつく】ふと思い出した時にささっとメモできます
・【お子さんのおもちゃにもなる】お子さんのお絵かき用にも使えます
お値段もお手頃でコスパも◎です。ひとつもっておいて損はありません。
ぜひご検討くださいね。
子育てサービスを利用して集中できる時間を作る
「仕事を時間で区切る」方法は、集中力を維持させるためにとても効果的です。
時間を決めずにダラダラ仕事してしまうと「効率が悪く無駄が多いのになぜかやった気になっている」という非常によくない思考に陥りがちなので、意識的に時間を区切るとよいでしょう。
そういう時に近隣の子育てサポート施設と連携すると、より一層気持ちの切り替えができます。
「預ける時間にあれとあれをやろう」と考えるので、段取り力をつけるトレーニングにもなります。
事前に自治体や施設に問い合わせておきましょう。
この読んでくださる人は、発達障害のお子さんがいらっしゃる方が多いと思います。
その場合テレワークと子育ての両立は一層ハードルが高くなるかもしれません。
そんなときは放課後デイサービスを利用されるのも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
放課後デイサービスをご存じの方も多いと思いますが、以下の記事には具体的なサービス内容をまとめていますのでお時間があるときにチェックしてみてください。↓
職場の上司・同僚とのコミュニケーションを意識する
リモートワークのデメリットとして「ほかの人と連携が取りづらい」ということが挙げられます。
そのため「大変な状況でもヘルプを求めづらい」「他の人の業務進捗がわからずヘルプが出せない」という事態に陥りがちです。
そういう時筆者は「テレワークだしわからないよね」と思ってこっそりサービス残業していました。
こんな経験をしたことがある方は結構多いのではないでしょうか。
子育てママは子どもの見守りやイレギュラーで実はバタバタしていることが多いのですが、なんとなくヘルプも求めづらいため結局自分だけでなんとかしようとする、という悪循環にはまりがちです。
そのような事態に陥らないために必要なことは「意識してコミュニケーションをとること」です。
とりわけ業務の進捗報告は日々のルーティン業務として習慣化しておきましょう。
自然な流れでヘルプ信号を出せるようになります。
テレワークでキャリアを築く!事前に知っておきたいポイント
漠然とした不安があります。
そのような不安はごく自然な感情です。
テレワークと子育ての両立の先にはやはり「正当に評価されたい」「キャリアを築いていきたい」という気持ちがありますよね。
そのような方には、今働いている会社やこれから働く会社のテレワーク実施状況や制度を確認することをオススメします。
今後のキャリアの方向性を考える手助けになりますよ。
テレワークの導入目的と実施状況をチェックする
コロナ禍で急速に浸透したテレワークですが、政府の方針により応急処置的に導入しただけの企業も多く存在します。
今後もテレワークでキャリアを積んでいきたいと考えるのであれば、今働いている会社やこれから働く会社が実施しているテレワーク制度の概要をチェックしておきましょう。
・テレワーク制度導入の背景
(会社の発展や従業員の働きやすさなど、テレワークの意義を明確にしているか)
・今後も継続してテレワークを活用していく意思があるか
・テレワークの利用状況はどうか
(利用している人の割合、子育てママも活用しているか、利用しやすい環境か)
就業先のテレワーク制度をチェックする
今後テレワークでキャリアを築いていきたいと考えている方は、就業先のテレワーク規則(労働条件や評価基準などの取り決め)について事前にチェックしておくことをオススメします。
就業先のテレワーク規則をチェックすることで、「希望しているような働き方ができるか」「キャリアアップの基準はあるか」など、考えているキャリアビジョンと乖離がないか確かめられるからです。
なお従業員の労働条件や職場環境に関する決まりごとは就業規則に記載されていますが、通常出勤とテレワークの勤務条件が異なる場合は就業規則の変更が必要になります。
参照:厚生労働省.「テレワークモデル就業規則~作成の手引き~」
ちなみに会社がテレワークを実施するときは付則(就業規則に付け加える形)で「勤務規定」を作成するケーズが多くみられます。
また、テレワーク割合が少ない場合(週1~2日程度)であればの制度を大きく変える必要はないとされています。
参照:一般社団法人日本テレワーク協会.「テレワーク導入のポイント」
就業規則や勤務規定の記載内容をみれば、その会社のテレワークに関する考え方を知れます。
なお記載が一切なく雰囲気で運用しているような会社の場合は、意義もなく応急処置的に導入している可能性が高いため要注意です。
まとめ
以上、子育てとテレワークの両立方法について説明しました。
・テレワークは通勤・休憩時間を有効活用できるが仕事とプライベートの境界があいまいになる
・子育て中のテレワークは、仕事に集中できず非効率になる可能性がある
・テレワークはあくまで労働時間のため、子育てや家事を抱え込まないよう工夫する
・テレワークでキャリアを築くため、事前に会社のテレワーク制度をチェックする
テレワークをうまく活用していくことで、子育てと仕事どちらも楽しんでいけたらよいですね。
では、今回は以上になります。最後までお付き合いいただきありがとうございました。