今日も皆さんと一緒に発達障害等に関する学びや情報交換の場所なることを願って投稿させて頂きます。
今日のトピックは「子育て 犬」についてです。
「犬を飼いたい!」と考えた、または「犬を飼いたい!」と提案されたことはありますか?
犬は主人に従順で、子供にも嬉しいプレゼントとなるでしょう。けれど、犬(生き物)を飼うことは簡単ではありませんよね。
「屋内犬がいる家庭で子供が産まれたら、大丈夫?」
「幼少期の子供がいる家庭に新しく犬を飼っても大丈夫?」
「子供のために犬を飼いたいんだけど大丈夫?」
このように、いろいろな不安や疑問を持たれているかもしれません。
そこで本記事では、子育てと犬を飼う前に親が知っておきたいメリット・デメリットをお伝えします。
ペットショップで見かける子犬ってカワイイですよね!
犬を飼う前に知っておくべきことがあります。ぜひ参考にご覧ください。
目次
子育てと一緒に犬を飼うのは有り?なし?
そもそも、子育てをしつつ犬を飼う環境は望ましいのでしょうか?
結論を言えば、子供と犬の相性は良いです。もちろん、子供にかみついたり、子供が犬にイタズラをしたりなどのしつけは必要になります。
とはいえ、犬は子供の良き遊び相手として、時には良き話し相手として、そして時には先生として、生涯を子供に寄り添ってくれるでしょう。
ここでご紹介したいのが、英語圏で有名なことわざです。
“British proverb”
Keep a dog when a child is born.
When a child is a baby,
It will be a good guard for children.
When a child is in childhood,
It will be a good playing partner for children.
When a child is Boys,
It will be a good understanding of children.
And when a child became a youth,
You will teach the preciousness of life to your child with you own deach.「イギリスのことわざ」
子供が生まれたら犬を飼いなさい。
子供が赤ちゃんの時、良き守り手となるだろう。
子供が幼少期の時、良き遊び相手となるだろう。
子供が男の子になると、子供の良き理解者となるだろう。
そして、子供が青年になった時、自らの死を通じて子供に命の尊さを教えるだろう。
引用元:Facebook_C.shibainu-Philippines_の投稿を元に日本語訳を追記
すてきですよね。
日本だけでなく、海外でも犬を飼う家庭は多くありますよね。
新型コロナウィルスが広がった2019年以降、家で過ごす人が増えた影響により、犬を含めペットを新しく飼う人が増えています。
しかし、犬が子育てに影響を与えては本末転倒ですよね。
ここからは、4つのケースで子育てと犬を飼うことが両立できるのか?を考えていきましょう。
すでに犬がいるケース
まずは、屋内犬と生活している家庭で、新しく赤ちゃんが産まれたケースです。
このケースで大切なのは2つ。
- 先に赤ちゃんの匂いを覚えさせること
- 先に犬をしつけること
1つ目のポイントは、新しい家族が増えると犬に教えてあげることです。赤ちゃんに使っている衣類や毛布などを使って、犬に覚えさせましょう。
2つ目のポイントは、犬が赤ちゃんにイタズラしないように、しっかりとしつけを行うことです。
育児が始まれば昼夜を問わず、赤ちゃんは数時間おきに泣き出してママやパパを呼ぶでしょう。他にも、犬の鳴き声によって赤ちゃんが目を覚ますこともあり得ます。
つまり、赤ちゃんと犬、お互いにとってより良い環境を保つことが飼い主(親)に求められるのです。
そのため、赤ちゃんが産まれる前から犬のしつけを始めましょう。
すでに4歳程度の子供がいるケース
次に、4歳程度の子供がいる家庭で、新しく犬を飼うケースです。
このケースで大切なのは2つ。
- 子供がイタズラしないように教える
- 犬に与えてはダメな食べ物を子供に教える
幼少期の子供に、新しい家族となった犬はとても魅力的な存在です。いろいろとお世話をしてみたり、触ってみたりするでしょう。
とはいえ、犬も生き物なので、嫌がることをすればストレスを与えます。
特に気をつけてほしいのが、子供のオヤツ(人の食べ物)を犬に与えてしまう行為です。犬は雑食ですが、苦手な食べ物や、与えると命に関わる食べ物は存在します。
例えば、刺激の強い香辛料や食べ物、アボカド、チョコレートなどです。特にチョコレートは子供にとって大好きなオヤツの候補ですよね。けれど、犬にとっては命に関わるほど危険な食べ物なのです。
「食べさせちゃダメだよ」と教えても、頭では理解しつつ、それでも犬に与えてしまうかもしれません。
したがって、子供が犬の扱い方をしっかりと学べるまでは、子供と犬の2人きりにはしないようにしましょう。
また、犬にとって危険な食べ物(オヤツ)は、家に持ち込まないのも1つの選択肢です。
子供の出産と同時に子犬を飼うケース
3つ目は、子供の出産と同時に子犬を飼うケースです。
記事の冒頭で、すてきなことわざをご紹介しました。けれど、現実は甘くなく、大きな負担となるでしょう。
単純に、お世話する対象が増えてしまうからです。
特に、初めての子供となれば、いろいろな不安や疑問が生まれるでしょう。しかし、赤ちゃんや子犬は、あなたの都合に合わせてくれません。
徐々にあなたの体は疲れてしまい、精神的にも参ってしまいます。
出産と同時に子犬を飼うことを否定はしません。とはいえ、負担が増えることを覚悟した上で、夫婦や家族、実家を上手に活用してください。
子供が障害を抱えていたケース
最後に、子供が障害を抱えていたケースです。
子供が発達障害を抱えていた場合でも、犬などのペットと触れ合うことで精神的なリラックス効果を得られます。
とはいえ、物事を正しく認識するまで時間がかかったり、犬にイタズラしたりする可能性もあるでしょう。
まずは、ペットショップや保護犬の里親イベントなどに参加し、直接触れ合ってみるのがおすすめです。子供にとって良い刺激となれば、新しい家族として迎えるのも良いでしょう。
ただし、子供と犬、両方のお世話が増えるため、親の負担が増えてしまいます。
子育て一緒に犬を飼う3つのメリットとは?
子育てと一緒に犬を飼う3つのメリットをご紹介します。
子供にとって最高の友達になる
子供にとって、犬は最高のパートナー、遊び相手であり、話し相手です。
子供と犬が楽しそうに遊ぶ光景を眺め、写真に収めるのも良い思い出となるでしょう。
また、犬がいることで、親が常に子供の世話をする機会が減るかもしれません。子供と犬が遊んでいる間に、他にすべき家事をこなせるからです。
生き物を飼う責任感を学べる
犬は散歩が大好きですよね。家族の1人として、子供に犬を飼う責任を学ばせることができます。
また、散歩することは自ずと外へ出る機会が増えることと同じです。良い運動にもなりますし、気分転換にもなります。
命の重さ・尊さを学べる
犬の平均的な寿命は、およそ10年〜14年と言われています。
例えば、幼少期の頃に犬を飼い始めたのなら、子供が高校生位の時に犬は生涯を終えるはずです。
犬との別れは、悲しみと同時に、命を飼うことの大切さ、命の重さ・尊さを学ぶでしょう。
命の大切さを学べる本をご紹介しますね。飼い主側と犬側の視点から見た特徴的な物語です。
本作品は動画にもなっていますよ。
子育て一緒に犬を飼う3つのデメリット・リスク
犬との暮らしは楽しい時間と癒やしを与えるでしょう。一方で、犬を飼うことにはデメリットが伴います。
飼ってから後悔しないためにも、リスク面もよく理解しておきましょう。
生き物を飼うにはお金がかかるリスク
ペットは、子育てとは別に金銭的な負担が増えることを知っておきましょう。
何かあった時の保険・ワクチン接種・健康診断・去勢手術・ケガや病気をした時の通院費用など、人と同様に犬にもお金がかかります。
特に、ペット保険に未加入の場合、動物病院に伴う費用は全額負担です。
ペット保険を分かりやすく紹介した動画があります。
健康診断やワクチン、ちょっとした治療で数万円の治療費が発生することもあるでしょう。
「子育てで大変なのに、犬を病院へ連れて行く経済的余裕がない…」となれば、家族の1人として迎えた犬にとって、かわいそうですよね。
犬につらい思いをさせるのが目的ではなかったはずです。
なので、経済的余裕を考慮した上で、犬を飼う検討をしましょう。
世話やしつけが増えるリスク
これまでにお伝えしたように、飼い主による普段のお世話や、他人にかみついてしまわないよう、しっかりしつけを行いましょう。
同時に、子供にも世話の仕方を教える必要があります。特に幼少期では難しいこともあります。
そのため、気軽に外出できないリスクが挙げられます。
アレルギー発症のリスク
動物アレルギーを持っている家族はいませんか?
飼った後にアレルギーを持っていると分かれば、日々の生活に支障が生じ、犬の手入れやお部屋の掃除頻度が増えてしまいます。
最悪、実家に預けたり、里親を募集するという結果にもなりかねません。
飼い主本人の負担が増加するリスク
子育てと犬のしつけ、散歩など、家族が増えることは負担が増すことを意味します。
あなた自身の体調管理も大切です。
アレッタならお手伝いできます
仮に、子供が障害を抱えていたのなら、負担はさらに大きくなるでしょう。
放課後児童等デイサービスを利用し、あなただけの時間を作ることもできます。
上記画像からサイトへ移動できます。ぜひご確認ください。
まとめ
子供と犬の相性は良いと言えます。犬の存在は、子供の良きパートナー・友達・話し相手・先生となって子供の成長にいろいろな思い出を作ってくれるでしょう。
とはいえ、子育てと犬を飼うことは負担が増えることを意味します。
そしてメリットだけでなく、デメリットもあることを把握しておくべきです。
犬とあなたの家族が、末長く笑顔であふれますように。