今日も皆さんと一緒に発達障害等に関する学びや情報交換の場所なることを願って投稿させて頂きます。
今日のトピックは「発達障害の特性のある子におすすめな英語教室」についてです。
選び方のポイントや英語教室の種類についてみていきましょう。
目次
発達障害の特性のある子に英語教室はハードルが高い⁈
発達障害の特性のある子どもも、定型発達の子どもと同じ様に英語教室に通わせたい!と思う親は多いはず。
そもそもなぜハードルが高いのでしょうか?
ハードルが高くなる理由について
英語教室以外にも、そもそも習い事をハードルが高いと感じる方は多いはず。
その理由についてみていきます。
・人見知り、場所見知りをする
・じっとできない
・癇癪を起こす
・パニックをおこす
・一斉指示が通らない
・自分の意思を伝えることが苦手
・マイペース
・集団が苦手
この辺りが躊躇する理由かと思います。
もし、この辺りの心配がなくなれば習い事を始めるハードルが下がるはず。
ハードルを下げるためには
それは、探す時に発達障害について理解があるかや、少人数制、もしくはワンツーマンで対応してくれる教室を探すことです。
さらに、最近では、オンラインが普及しています。
オンラインのいいところは、安心できる自宅で、ご両親の側でレッスンを受けられます。
不安の強い子や、癇癪やパニックを起こしてもすぐに対応でき、また人に迷惑をかけないという親も子どもも安心できるシステムです。
発達障害について理解のある教室も何校かあります。
そのほかにも、興味が合致すれば過集中してくれる可能性もあります。
そもそもなぜ英語を習わせたいの?
2022年に行われた教育改革で、英語が小学3年生から必修化しました。
さらに小学5年生からは、教科として英語が加わることになりました。
そのため、英語を習わせたい親が増えたのです。
教科化とは?
英語が教科化するとはどういうことなのでしょう。
それは、授業として週3回英語が行われます。
週3回も授業があると言うことは、図工よりも多いのです。
こちらは、小学5年生からになりました
必修化とは?
小学3年生から【外国語活動】という名前で、
週に1から2回程度授業が行われます
大きな違いは?
【外国語活動】として、行われる英語は、子どもたちが楽しく英語に触れると言う意味で行われています。
歌を歌ったり、ビンゴなどの簡単なゲームや、簡単なあいさつ程度の楽しむための英語です。
しかし、教科化されると言うことは、
国語や算数のように、成績が評価されるということです。
発達障害の特性を考慮した英語教室の見つけ方
発達障害の特性を考えつつ、どのような英語教室を探せばいいのか探すポイントについてみていきましょう。
逆に特性を生かそう!
特性があるからと引っ込みがちですが、
逆に特性を生かしましょう!
・コミュニケーションが苦手
・人の気持ちがよくわからない
・自分の意思を伝えるのが苦手
・好きなものや得意なことが何もない
・勉強が苦手
どれもネガティブに捉えがちですが、ポジティブに変えられます
苦手を得意に変換
上の3つは、人の気持ちがわからない、自分の気持ちを伝えることが苦手で友達や先生とトラブルになりがちです。
つまり、コミュニケーションを取るのが苦手。
これをまとめると、
逆に英語では、日本語と違ってYES、NOがはっきりしているので、
コミュニケーション能力の練習になるのです。
新しいことに挑戦or好きな科目ができる!
すきなものがない、得意なものがない、勉強が苦手をポジティブに変換すると、
新しい【英語】という科目に挑戦することで、
新しく好きな科目ができたり、興味が合致すれば得意な科目になります。
興味が合致することで、本人の自己肯定感アップにもつながっていきます。
英語教室を見つける時に重視したい3つのポイント
実際に教室を見つける時に重視したいポイントについてみていきましょう。
①その子に合ったカリキュラムか?
大手だからといって安心!人気の教室だからといって安心!というわけではありません!
発達障害の特性をもつお子さんは一回嫌だ!行きたくない!楽しくない!と思ってしまうと二度と行ってくれません。
子どもが意欲的に学べたり、楽しめる教室かどうかを見極めましょう!
②教室の特徴やカリキュラムが合っているかどうか
教室によって特徴やカリキュラムは全く違います!
しかし、初めて探す方はどんな特徴がよくてどんなカリキュラムがいいのか判断が難しいのです。
・納得して子どもを任せられる特徴のある教室。
・カリキュラムが充実していて多種多様なタイプを兼ね揃えている教室。
この辺りをポイントに比べてみましょう。
無料体験を受けられるかどうか。
これはかなり重要なことで、
発達障害の特性のある子は一回でも嫌だと思うと、継続して通えなくなります。
なので、必ず無料体験しましょう。
場所やお友達、先生に不安を抱えるお子さんもいらっしゃると思いますので、実際に体験して楽しめるかが最終選択するときのポイントになります。
具体的に発達障害の特性のある子におすすめの英語教室3選!
それでは、先ほどの3つのポイントをしっかり頭におきながら具体的におすすめの英語教室を紹介します。
みらいジュニア
こちらの英語教室は、少し特殊で、障害児福祉サービスの児童発達支援や放課後デイサービスにオンライン英会話が付属しています。
つまりこちらは、放課後デイサービス、児童発達支援の場所でプログラムの1つとしてオンライン英会話を受けられます。
授業時間は集中しやすい15分間だそうです。
特性に応じて教え方にも工夫されています。
残念ながらこちらはいまのところ大阪に2校しかありません。
みらいジュニアの公式サイトはこちらから
KIDS DUO
こちらは、学童タイプ、預かりタイプの英語教室です。
こちらの中でも特におすすめなのが、春休み、夏休み、冬休みなどにしている期間限定のスクールです。
なぜなら期間限定のスクールは、1日から選べ、午前中に特別なアクティビティが計画されています。
アート、料理、実験、体験などを全て英語で行うのが特徴です。
興味の幅の狭い発達障害の特性のある子には選びやすいプログラムになっています。
通常の英語教室も行われていますし、体験も随時行われています。
小学生からは、学校へお迎えに来てくれてスクールに送ってくれ、終わった後には家まで送り届けてくれるありがたいスタイルです。
こちらは、比較的全国にスクールがあります。
キッズデュオの公式サイトはこちらから
ベルリッツ・キッズ
こちらは少人数制を徹底していて最大人数が3名に対してネイティブの講師が1名になっています。
さらに、児童の発達について勉強されている先生が在籍されています。
マメに研修が行われていて、支援の方法や話し方、話すスピードに特に気をつけているそうです。
クラス編成は、同じくらいの発達のお子さんや英語の進度も同じくらいのお子さんに設定されています。
教え方も、体を動かしながら英語を楽しむ方法やジェスチャーで表現したり、そのほかにも絵で描くことなど、一人ずつに合ったやり方を見つけてくれます。
さらに保護者へのサポートも充実していて自宅に帰ってからもサポートできるようになっています。
ベルリッツ・キッズ公式サイトはこちらから
番外編!オンライン英会話
コロナによって普及したオンライン英会話ですが、新しい場所に通うのが苦手なお子様にはおすすめです。
ただ、注意するポイントも多いので、選ぶ時のポイントについてお伝えいたします。
オンライン英会話のメリット
メリットについてみていきましょう!
・安心できる自宅で受講できる。
・親がフォローできる。
・気軽に始められる。
・費用も安い。
・相性の悪い先生を次回から変えられる。
・基本的にはマンツーマン
オンライン英会話のデメリット
デメリットはこちらです。
・授業のやり方によっては、集中力が持たない。
・テンポのいい授業でないと飽きてしまう。
・親がついていないといけない。
・日本語の喋れない先生が中にはいる。
オンライン英会話は、比較的費用も安く、気軽に始められるのがポイントです。
しかし、中には日本語がわからない先生や静かに授業される先生だと飽きてしまうというデメリットもあります。
オンライン英会話も必ず無料体験を受けましょう。
まとめ
・発達障害の特性があるお子さんでも通える英語教室はある
・必ず無料体験すること。
・特性を逆に強みにする。
・その子に合った教室を探す。
この記事が選ぶポイントになればいいと思います。