放課後等デイサービスの探し方

放課後等デイサービスにはどのような探し方があるのでしょうか。
ここでは、施設情報の集め方をまとめます。

福祉窓口からの紹介

市区町村の福祉窓口や子育て支援窓口にて、地域の放課後等デイサービスをまとめたリストなどの情報提供をしてもらえることがあります。
福祉窓口へ行き、お住いの地域にどのような施設があるか問い合わせてみましょう。

ホームページから探す

多くの施設では、ホームページなどで情報を発信しています。
お住まいの地域名と利用したい施設の形態名(「放課後等デイサービス」など)のキーワードを組み合わせて検索しましょう。
現在住んでいる市区町村以外に通うことも可能なので、地域名は限定せず広い範囲で検索するのがおすすめです。
ホームページ以外にも、ブログやツイッター、フェイスブックなどのSNSを活用している施設もあります。
チェックすると、各施設の雰囲気や具体的なサービスの内容を知ることができるでしょう。

お住まいの地域で探す

知人の口コミや町内掲示板などの情報を頼りに、お住まいの地域で施設を探す方法もあります。
会報などに情報が載っていることもあるので、チェックしましょう。

探し方のポイント

放課後等デイサービスの形態は施設によって異なります。
子どもの特性や困りごとに対して必要な支援や療育を検討し、適した施設を選びましょう。

また、立地などの通いやすさにも重点を置いて探すべきです。
いくつか候補をリストアップしたら、実際に足を運んでみましょう。
体験入所をした上で決めるのがおすすめです。

ここで、施設を選ぶ際に押さえておきたいポイントをご紹介します。

支援方針

施設が大事にしている価値観や支援方針が、ご家庭の方針と照らして共感できるかもチェックしましょう。

支援プログラム

施設によって、力を入れているプログラムは異なります。
学習支援、ソーシャルスキルトレーニング、個別療育、集団療育など、施設ごとの特性を把握しましょう。
複数の施設を併用したい場合、利用用途の使い分け方を考える上でも必要なことです。

送迎

学校や自宅から送迎してくれる施設もあります。
施設を検討する際は、送迎の有無や範囲も確認しておきましょう。

曜日や時間などのスケジュール

子どもと家族のスケジュールと照らし合わせて、無理のない施設利用ができるか考えましょう。
土日や長期休みの間の施設対応も確認しておいてください。

立地条件

自宅や学校、駅からの距離を考慮して施設を選びましょう。
無理のない範囲内で通える距離にあることが大切です。

スタッフ

施設によってスタッフの組み合わせは様々です。
専門資格のある作業療法士や理学療法士、言語聴覚士や、子どもと関わる経験が豊富な保育士や教育免許保持者が在籍している施設もあります。
施設見学の際にスタッフと話して、慎重に決めましょう。

イベントや行事の有無

施設によっては、発達支援以外に行事やイベントの開催があるところもあります。
その確認もしておくと良いでしょう。

費用

給食費やおやつ代、教材など、実費負担分の確認をしておきましょう。

欠席時対応

欠席した場合の振り替えの有無など、日時対応の確認をします。

設備

子どもに車椅子や装備が必要な場合は、施設が対応しているかどうか確認しましょう。