今日も皆さんと一緒に発達障害等に関する学びや情報交換の場所なることを願って投稿させて頂きます。
今日のトピックは「子育てママの通勤時間」についてです。
毎日いそがしい子育てママはとにかく時間が足りない!1分1秒が惜しいですよね。
特に朝はなにかとバタバタしているものです。
特に働いているママの場合は「通勤時間がもったいない」と考える方も多そうですが、皆さんはどう思われますか?
子育てと仕事の両立を考えるのであれば通勤時間は気になるところだと思います。
そこで今回は子育てママの通勤時間に焦点をあてて、会社が近いことのメリット・デメリットやベストな通勤距離について考えてみました。
目次
子育てママが通勤にかける時間はどれくらいなのか
共働きの子育てママは通勤にどれくらい時間をかけているのでしょうか。
総務省の最新の統計データをもとにまとめました。
子育てママの通勤時間は平均1時間
総務省統計局「令和3年社会生活基本調査」によると、共働きの子育てママが通勤にかけている時間は平均60分(片道30分)だそうです。
なお、共働きで子どものいない女性が通勤にかける時間は平均62.6分(片道31.3分)と出ています。
子育て中の女性と比較すると少しだけ長めですね。
子育てパパの通勤時間は平均1時間39分
同調査の結果によると、共働きの子育てパパが通勤にかけている時間は平均1時間39分(片道49.6分)と出ています。
共働きの子育てママと比較すると通勤に1.5倍以上の時間をかけていますね。
このような行動パターンをみると「子育てや家事の負担はママ偏りやすい傾向にある」と推測されます。
子育てママが「通勤時間をできるだけ短くしたい」考える背景にはこういった事情もあるのではないでしょうか。
【子育てママ視点】通勤時間が短いメリット・デメリット
現役の子育てママたちの意見をもとに、通勤時間が短いことのメリット・デメリットをまとめました。
「メリットしかないのでは?」と思われるかもしれませんがデメリットもあるようです。
通勤時間が短いメリット
子どもにかける時間が増える
- 保育園や幼稚園のお見送り・お迎えができる
- 子どもの着替えや朝食のお世話など朝の時間にゆとりをもてる
- 子どもの急な発熱などイレギュラーな事態に対応しやすい
- 子どもと会話する時間が増える
家事にあてる時間が増える
- スキマ時間に掃除機をかけるなど時間の有効活用ができる
- 早めに帰宅できるためパパの帰りを待ちながら夕飯の準備ができる
通勤時間を短くした分長く働ける
- これまでNGだった残業対応ができるようになる
- 通勤時間を短縮した分フルタイムで就業できる可能性がでてくる
自由時間が増える
- 睡眠時間をしっかり取れるため心身とも余裕ができる
- 趣味にあてる時間を確保できる
満員電車のストレスから解放される
- 電車通勤で蓄積される精神的なストレスから解放される
- 立ちっぱなし・押されっぱなしの時間から解放されて体力的にも余裕ができる
通勤時間が短いデメリット
家庭と仕事モードの切り替えができない
- 仕事モードに切り替わらないまま仕事を始めるため効率の悪い時がある
- 仕事を残して退社した場合、頭を整理する時間がないため家でもだらだら考えてしまう
子育ての負担が偏る可能性がある
- 子どもの預け先と勤務先の距離がパパより短いため、緊急時の対応はすべてママの役目になっている
- 「通勤時間が短い」という理由で、子どもに関する対応なにかとママに偏る
会社が近所だとプライベートでも職場の人に会いやすい
- 「誰かに会うかも」とスーパーに行くときも化粧するため無駄な時間が多いと感じる
- 会社と生活圏がかぶっていると気が張って休んでいる感じがしない
同僚の集まりなどで家を利用される可能性がある
- アットホームな会社だったため、飲み会の二次会で家に行ってもよいか聞かれることがあった
定期代が支給されなくなる
- 定期の範囲内であれば途中下車し放題なので、休日の買い物やお出かけにも便利
- 医療機関などは基本的に定期の支給圏内で探している。選択の幅もひろがるので重宝している
「通勤がきつい・・・」転職を決める前にチェックすること
「通勤時間は短いに越したことはない」
とはいえ通勤時間に固執して転職するとのちのち後悔するかもしれません。
子育てや仕事に関する価値観は人それぞれ、子どもを取り巻く環境もさまざまです。
ひとりひとりがきちんと判断するためには、通勤時間以外の条件も併せて考えるほうがよいでしょう。
この項目では転職を決める前の3つのチェックポイントをご紹介します。
転職を決める前に最終チェックに活用してくださいね。
一番大変な時期をのりこえるフォロー環境が整っているか
子育てはお子さんの成長にともなって次第に楽になります。
目先のメリットだけではなく、お子さんが成長したあとのことも考えて「それでも今転職するべきか」検討しましょう。
特に「できれば今の会社で働き続けたい」という気持ちがある方は、「一時的な子育て繁忙期をのりこえる方法」を考えてみるとよいでしょう。
今の会社で将来的に理想の働き方が実現できるか
「理想の働き方」の判断基準は人それぞれです。
理想の働き方やキャリア計画を定めておくことは、転職するべきかどうかの重要な判断軸になります。
・今の仕事にやりがいを感じている
・やりたいことにチャレンジできる風土がある
・会社内に尊敬できる上司・先輩がいる
・人間関係が良好でストレスがない
・評価制度が整っており理想のキャリアを目指せる
今の仕事は子育てと両立できる仕事か?
迷ったときはこちらの記事も参考にしてください↓
想定される通勤時間に耐えられるか
そもそも通勤時間は心身への負担が大きいとされています。
特に満員電車は朝からストレスが溜まりますし、長時間立ちっぱなしでいると体力も消耗します。
ストレスの感じ方は人それぞれですので、万人に当てはまる正解はありません。
ひとりひとりの性格や価値観で最適な通勤時間を見極めることが大切です。
・これまで電車通勤によって過度な精神的ストレスを感じたことはあるか
・明らかに心身の負担が大きい環境(満員電車での長距離移動)ではなさそうか
・電車でのひとり時間を有効に使えそうか
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紙の感覚が好きな方には物足りないかもしれませんが、通勤時にはとても便利ですよ。
一度の充電で数週間利用できるのでしばらくはカバンに入れっぱなしでOKです。
筆者には本のコレクション癖がありますが、電子書籍で読んで気に入った本を購入しているので失敗がありません。
まとめ
以上、子育てと通勤時間の関係性についてご説明しました。
・子育てママの通勤時間は平均60分(片道30分)
・通勤時間が短いことにはメリット・デメリットどちらもあるが、「時間の短縮・効率化」重視であれば通勤時間は短いほうがよい
・通勤時間を理由に転職を検討するのもOKだが、転職するメリット・デメリットを長期視点で考えて実行したほうがよい
皆さんひとりひとりの生活環境と価値観を大切にして失敗のない選択ができたらよいですね。
では、今回は以上になります。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。