今日も皆さんと一緒に発達障害等に関する学びや情報交換の場所なることを願って投稿させて頂きます。

今日のトピックは「発達障害 食事 レシピ」についてです。

最近は発達障害について発信する人も増えてきています。発達障害と検索すると膨大な情報が表示されますね。しかし、膨大な情報の中には医学的根拠が確立されていない情報が混じっている場合もあります。

インターネットや雑誌で特定の栄養成分を食事で摂取することで発達障害の症状がよくなると発信されていることがあります。関連するレシピ本も販売されていますよね。

発達障害は食事で改善するという情報は、医学的な検証はされているのでしょうか?今回はこちらの疑問に対して解説し、発達障害の場合に食事で工夫したいことなども解説していきたいと思います。

発達障害が改善する食事はある?

下記の点を踏まえて、発達障害が改善する特別な食事はないと考えてよいと思われます。

厚生労働省や発達障害支援センターの公式サイトでは「発達障害には食事療法が有効」という解説はなく、食事によって発達障害が改善するという情報には疑問が残ります。

そして、衆議院の答弁の引用となりますので下記の引用をお読みください。

「食事によるミネラル補給で発達障害が改善する可能性」があるか否かについて、政府としては、確立した医学的知見があるとは認識していない。

引用元:衆議院 衆議院議員中島克仁君提出食事によるミネラル補給で発達障害が改善する可能性に関する質問に対する答弁書

やはり、発達障害が改善する特別な食事はないということは認識しておきましょう。

食事によって発達障害は改善することはありませんが、一方で子どもさんの健やかな成長や体を維持したり生活習慣病の予防のためには、健康でバランスの良い食事をとることは大切ですね。

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浩二
バランスよく食べると言われても難しいですよね。細かい計算はできなくても目安となる指標はないのでしょうか?
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静江
厚生労働省公式サイトに「食事バランスガイド」があります。食事バランスガイドは1日に何を、どれだけ食べたらよいかの目安が示されています。詳しくは下記の参照からご覧ください。

(参照:厚生労働省 食事バランスガイド

食事バランスガイドには主食(ご飯、パン、麺類)・副菜(野菜、きのこ、いも、海藻料理)・主菜(肉、魚、卵、大豆料理)・牛乳・乳製品・果物の摂取目安がイラスト化されています。

これを完璧にするのは難しいですが、1日の食事内容を振り返って「今日の食事では野菜が少なかったな」「乳製品は取れてないな」などと気づきができたりや今後の食事のバランスの改善につながりますね。

ぜひご活用ください。

発達障害では偏食がある?

発達障害がある子では好き嫌いとは違い、偏食がみられることもありますよ。偏食があると食べられるものが限られたり、栄養バランスが偏って成長に支障をきす場合もあります。

また、偏食が継続すると生活習慣病の発症リスクもありますよ。そのため、お子さんに偏食がある場合は偏食に対する食事の工夫も大切です。

下記は偏食に関するTwitterですのでご覧くださいね。

発達障害の子どもさんはこだわりを持つことも多く食べ物に対しても同様の傾向を持つことがあります。そして発達障害の方は感覚過敏を持ち合わせている場合もありますね。

発達障害にはこだわりがある特徴がありますが、食べ物へのこだわり(見た目、色、温度、食感など)がある場合や未経験のものを食べることに不安を持ったりや恐怖を感じている場合もあります。

感覚過敏が理由で口の中の感覚が過敏な場合は、食べ物の食感によって気分が悪くなったり吐いてしまうほどの苦痛がある状態なので本人としてはとても辛いですね。

偏食の傾向に対してご家族や周りの人は「わがまま」と決めつけたり、無理に食べさせようしてはいけません

無理やり嫌がる食べ物を食べさせると食べることが嫌いになったり、大人になった時にその経験がトラウマになったりすることもあります。

親御さんは偏食に対して理解をしてあげてくださいね。子どもさんにも理由があって食べ物が食べられない状態になっています。

理由は見た目かもしれません、食べたことのないもので不安なのかもしれません、温度や硬さあるいは食感が気持ち悪いので食べないのかもしれません。

食べられないものを強要する必要はありませんが、子どもさんの何が苦手なのかを一緒に確認しながら工夫をしたら食べられる場合もあるかもしれません。

親御さんは無理にならない範囲で子どもさんの偏食に対して取り組んでいきましょう。

発達障害の原因は食事ではない

発達障害の原因は脳の一部の機能に障害があることによるもので、食事が原因ではありません。脳の一部の機能に障害により、対人関係やコミニュケーションなどの能力の凹凸が見られます。(参照:厚生労働省 発達障害とは

発達障害による対人関係やコミニュケーションの能力の凹凸のために、周りの人に誤解を与えたりトラブルになる場合もありますね。

そして、保育園や学校で馴染めなかったり、不安を抱えたり自信を無くしてしまったり日常生活に支障がでることもありますよ。

お子さんに発達障害がある場合は周りの人たちがその子の特性を理解して、支援(療育やリハビリ)を受けられるように環境を整えることが大切です。

発達障害により能力の凹凸があったとしても支援を受けることで、その子らしく日常生活や社会生活にも適応できるように過ごしていきましょう。

迷ったら相談を

発達障害についてはたくさんの情報が溢れていますね。インターネット上でも信頼できる情報もありますし、そうでない情報も存在しています。

膨大な情報の中で親御さんは正しい情報を得ていくことが必要ですね。そのためには目を奪われるような情報があっても、信頼できる情報か、安全な情報か、根拠ある情報か、などしっかりと見極めることが大切です。

しかし、誰もが真剣に悩んでいたりすると視野が狭くなってしまいがちになります。そのとき、情報の取捨選択も含めて判断が鈍ってしまうこともありますよね。

もし一般的でない情報や不明な情報があったときには、すぐに信じてしまったり結論を急いでしまうのではなく、冷静になり自分で調べたりしましょう。

そして、自分調べてもわからない時には公的な窓口や専門職員に確認、相談すると疑問や不安も解決されて親御さんも安心して過ごすことができますよね。

発達障害に関連する相談窓口

次は発達障害のお子さんを持つ親御さんが相談できる窓口について紹介していきますね。

自治体では個別相談を受け付けているケースもありますので確認してみましょう。保健所や児童相談所も相談も受けている場合もあります。

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静江
お悩みの場合は是非相談してみてくださいね。

放課後等デイサービスについて紹介しますね。

この放課後等デイサービスは子ども健全な育成や発達を支援する事業です。お子様が発達障害をお持ちの場合でも、ご相談・ご活用頂けますよ。

施設紹介

放課後等デイサービス・アレッタでは放課後等デイサービスで横浜市を中心に、小学1年生~高校3年生の子どもさんを対象に事業を行っていますよ。

アレッタはお子さんのお気に入りの場所、親御さんの安らげる場所を目指しています。気になることがありましたらお気軽にお問い合わせください。

まとめ

今回は発達障害は食事で改善するという情報に対しての疑問や発達障害を持つお子さんの偏食の対策などに解説してきました。

発達障害に関連した情報は溢れていますよね。情報を受け取る側の私たちには情報を取捨選択していく必要がありますので、しっかり信頼できる情報を取り入れていきましょう。

また、発達障害を持つお子様の子育てや食事などの困った時には発達障害に関連した窓口や医療機関などの窓口で相談してみてくださいね。