今日も皆さんと一緒に発達障害等に関する学びや情報交換の場所なることを願って投稿させて頂きます。

今日のトピックは「発達障害 受け入れ高校」についてです。

最近は発達障害という言葉が広く浸透してきたように感じますね。社会的な支援も広く行われるようになってきました。

広く理解されるようになってきた発達障害ですが、進路に関する情報も少なく困惑される親御さんも多いのではないでしょうか。

中学卒業後の進路に悩まれるお子さんや親御さんも多いのではないかと思います。

今回は発達障害の子どもの高校進学の状況やその他の選択肢、そして親御さんやお子さんに進路決定にあたり検討してほしいことを解説していきたいと思います。

受け入れる高校はある?

平成21年度の文部科学省の調査で発達障害等困難のある生徒の75.7%が高校進学しているというデータがあります(平成26年全体の高校進学率は通信制高校も含めると98.4%)

そして高校進学者全体に対して高校に進学する発達障害等困難のある生徒の割合は2.2%となっています。

課程別の発達障害等困難のある生徒の割合

全日制1.8%

定時制14.1%

通信制15.7%

(参考:文部科学省|高等学校における特別支援教育の 現状と課題について

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浩二
全日制よりも定時制・通信制を選んでいる傾向があります。
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静江
誰でも個人の能力に応じて高等学校の教育を受ける権利もあります。参考までに下記ををご覧ください。

すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。

2 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。

引用元:文部科学省 日本国憲法(条文抜粋第二十六条

第3条 (教育の機会均等) すべて国民は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機会を与えられなければならないものであって、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。

国及び地方公共団体は、能力があるにもかかわらず、経済的理由によって修学困難な者に対して、奨学の方法を講じなければならない。

引用元:文部科学省 第3条 (教育の機会均等)

高校とは

高校は、

  • 全日制
  • 定時制
  • 通信制

この3つに分かれています。

全ての過程に共通して高卒資格が取得できます。

高校と小中学校との特別支援教育の違い

小学校や中学校では特別支援学級や普通学級に在籍して通級による指導が行われています。

そして、個別計画や支援、特別支援コーディネーターの配置など細かなところまで支援が行き届いていることが特徴です。

対して高校では特別支援教育や通級の導入されていることは少ないです。

特別支援教育支援員やスクールカウンセラーの配置も小中学校に対して7割程度の配置、さらに個別計画や支援まで行う高校は小中学校に比べると1割程度にとど待っています。

(参考:文部科学省|高等学校における特別支援教育の 現状と課題について

発達障害を抱える子どもの高校進学の際に懸念されるのは、発達障害による困りごとにに対して継続した支援ができない可能性があるという点です。

そのため、高校進学する際に

  • 高校入試における発達障害の特性への配慮や支援
  • 高校が発達障害についての理解があるか
  • 特別支援教育支援員やカウンセラーの配置
  • 特別支援教育や通級の導入
  • 個別計画の作成や個別支援の実施状況 など

事前に調べておいた方がいいかもしれません。

全日制

高等学校学習指導要領の定める74単位以上を修得します。

学年により教育課程が区分されています。修得年限は3年としています。

全日制の高校に通う場合は中学校卒業後に高校生になることがほとんどです。

そして、時間帯は毎日決まった時間(朝から夕方)に通学して、集団授業・集団行動が主な活動になります。

ただし、単位制を導入している全日課程の高校もあります。単位制は以下の引用をご覧ください。

学年による教育課程の区分を設けず、決められた単位を修得すれば卒業が認められる高等学校です

昭和63年度から定時制・通信制課程において導入され、平成5年度からは全日制課程においても設置が可能となっています

引用元:文部科学省 単位制高等学校について
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浩二
単位制のメリットは自分のペースで単位の修得ができるとことですね。

不登校・途中退学について

平成30年度の全日制における不登校の割合は1.2%、途中退学は1.0%と低い水準です。

その原因は以下をご覧ください。

平成30年度全日制課程(国公私立)の不登校の原因で多いものは順に、

  • 学校の友人などの人間関係で悩む
  • 学業不振で無気力や不安を感じる
  • 入学・転編入学・進級の時に不適応になり無気力や不安を感じている
  • 家庭に係ること
  • いじめ など

平成30年度全日制課程で中途退学の原因で多いものは順に、

  • 学校生活・学業不適応(高校生活に熱意がない、人間関係や学校の雰囲気が合わないなど)・・・38.6%
  • 進路変更(別の高校への入学は過半数、次に就職、高卒程度認定試験受験、専修・各種学校への入学)・・・36.7%
  • 学業不振・・・9.3%
  • 問題行動・・・4.7%
  • 病気・けが・死亡・・・4.1%

(参考 文部科学省 平成 30 年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果についてPDF

となっています。

発達障害がある場合

発達障害などの困難な状況のお子さんでも受け入れてくれる理解のある高校はあると思います。

しかし、全日制の場合は決まった規則や生活パターンの中で過ごすことが多いです。

集団で授業を受けたり行動することなどは、発達障害の特性上ストレスを抱えたり困難に直面する場合もあります。

そして、高校生になると友人関係や先生など人間関係で悩む子どもさんも多いです。

その子の特性や感じ方によっては集団で過ごしたり周りに合わせて行動することが苦痛に感じる場合もあるかもしれません。

しかし、良き理解者や友達に恵まれることで充実した高校生活を過ごせる可能性もあります。

子どもの特性やその子の希望に合わせて高校を選びたいところです。

全日制の特徴


・高卒資格が取得できる

・修業年限は3年以上

・入試時期は一年に一回

・集団行動が多く自由度は低め(高校にもよる)

・発達障害のある場合、集団行動やコミニュケーションが疲れてしまう可能性がある

定時制

高等学校学習指導要領の定める74単位以上を修得します。

修得年限は3年以上です。

定時制課程は、学校教育法の定義で「夜間その他特別の時間又は時期において授業を行う課程」と定められています。

定時制も原則は通学・集団講義を受けて修学します。

学校によっては登校日を少なめにしていたり、単位制をとる学校など学校によって特色があります。

定時制の多様化

定時制の時間帯や入学する事情に合わせて多様化しています。

定時制は夜間だけではなく日中の講義をしていている高校もあります。

そのため、全日制と同じような時間帯で授業を受けられる場合もあります。

そして、定時制の中でも単位制を取り入れている高校も存在します。

その場合は単位修得を自由に進められる反面、計画的に修得を進める必要もあります。

補足

  • 定時制と通信制の高校の両方に通いながら単位修得できる体制をとっている高校もあります。
  • 定時制と言っても様々な選択ができるようになりました。

そして学生層も多様化しています。

高校生全体の生徒数が減少する中で、定時制の生徒数は平成16年から平成24年の間にかけて増加しています。

定時制の学校数と生徒数の推移

  • 平成16年 110,915人(全体の2.8%)→ 平成24年 112,187人(全体の3.2%)
  • 平成16年 814校(全体の14.9%)→  平成24年  681校(全体の13.6%)

(参考:定時制・通信制課程についてー文部科学省

その中で働きながら定時制で学ぶ学生の割合は少なくなっています。(昭和57年82.7%→平成23年42.0%)

現在は全日制高校からの進路変更や転入学や編入学、不登校で困難を経験した人、高校教育を受けることがなかった人も通信制高校に入学をしているケースも増えているようです。

(参考:定時制・通信制課程についてー文部科学省

不登校・途中退学について

デメリットとは言えないかもしれませんが、高校全体から見ても定時制は不登校や中途退学の割合が高い傾向にあります。

平成30年度の定時制における不登校の割合は16.3%、途中退学は9.1%となっています。

平成30年度定時制課程(国公私立)の不登校の原因で多いものは順に、

  • 学業の不振により無気力の傾向になる、遊ぶ、非行の傾向
  • 入学・転編入学・進級時の不適応、不安や無気力
  • 家庭の事情
  • 友人関係などの人間関係をめぐる問題 など

平成30年度定時制課程で中途退学の原因で多いものは順に、

  • 進路変更(就職が過半数、次に別高校への入学希望者、高卒程度認定試験受験希望)
  • 学校生活・学業不適応(もともと学校生活に熱意がない、授業に興味が湧かない、人間関係がうまく保てない)
  • 家庭の事情
  • 学業不振

(参照:文部科学省 平成30年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果についてPDF

発達障害がある場合

定時制の場合も学校にもよりますが、基本的には通学したり集団授業・集団行動も多い傾向にあります。

しかし、学校により時間帯を選べたりや通信制と組み合わせたりできる場合もあります。

単位制を取り入れている高校もありますので、その子に合わせた高校生活を選択できます。

発達障害の特性により集団で過ごすことが苦手な場合には環境に適応できずにストレスと抱えてしまう可能性もありますので、事前情報を確認したり学校見学など積極的にしましょう。

高校生活では良き理解者や友達に恵まれることで充実した高校生活を過ごせる可能性もありますが、子どもの特徴に合わせて高校を選ぶことが大切です。

定時制の特徴


・高校資格が取得できる

・入学する人の年齢層や背景は全日制とは違う

・定時制は高校によって自分にあう学習スタイルを選ぶことができる

・単位制の場合は、修得年限がないため自分のペースで進められる

・(全日制課程と比べると)定時制は不登校や途中退学する割合が多い

通信制

高等学校学習指導要領の定めるところにより、74単位以上を修得します。修得年限は3年以上です。

制度の概要は「全日制・定時制の高校に通学することができない青少年に対して、通信の方法により高校教育を受ける機会を与える」となっています。

通信制は学校教育法による定義では「通信による教育を行う課程」とされています。

(参照:文部科学省 定時制・通信制課程について )

通信制の特徴

現在は全日制高校からの進路変更や転入学や編入学、不登校で困難を経験した人、高校教育を受けることがなかった人も通信制高校に入学をしているケースも増えています。

平成 28 年度間に通信制高等学校に入学する学生の過半数(51.7%)の学生が転入学・編入学者及び転籍を経験しているという結果もあります。

(参照:文部科学省 高等学校通信教育の質の確保・向上|高等学校通信教育の質の確保・向上方策について (審議のまとめ)PDF)

全日制定時制と異なり登校頻度(週1回、週2ー4回、週5回)や添削指導や面接指導がされており自分のペースで学習を進めていくことができます。

そして学年制と単位制とどちらの高校もあるので複数の選択肢から自分にあった高校を選ぶことができるのも特徴です。

社会的なニーズもあり、通信制高校の学校数や生徒数も増えています。


平成8年学校数96校(公私立、狭域、広域)生徒数154,515 人 

うち公立 68校、私立 28校


  ↓

平成28年学校数244校(公私立、狭域、広域)生徒数 181,031 人

うち公立 77校、私立 167校

(参照:文部科学省 高等学校通信教育の質の確保・向上|高等学校通信教育の質の確保・向上方策について (審議のまとめ)PDF)

それぞれの高校には通学コースの充実、施設の設置やサポート施設、進路相談、教育相談や発達障害などで特別支援を要する生徒に対する支援・サポートに力を入れているなど高校によって特色があります。

公立の特徴

公立の場合はサテライト施設の設置や高校と提携しているサポート施設はないことが多く、通学コース(公立は半数)の場合は週1日コースが中心であることが多いようです。

公立の指導の内容は、添削指導や面接指導となっています。年間20−30日程度の面接指導を中心としています。

自宅における学習による面接指導減免を取り入れていない場合もあります。

週に一回の通学や添削指導面接指導をとっているなど、公立の場合自学自習できる学生を対象とした昔ながらのスタイルをとっていることが多いことがわかります。

注目したいのは公立は「スクールカウンセラーなどによる教育相談」や「発達障害を有するなどの特別な支援を要する生徒に対する支援、専門的な対応」が特に充実して行われているという調査結果があることです。

(参照:文部科学省 高等学校通信教育の質の確保・向上|高等学校通信教育の質の確保・向上方策について (審議のまとめ)PDF)

私立の特徴

私立の通信制の通学コースでは週1回、週2−4回、週5回など学生や親御さんのニーズに応じて複数用意している場合もあります。

サテライト施設の設定・運営、サポート施設などの連携、個々の生徒に応じたきめ細かな指導や支援など様々な取り組みも行われています。

入学試験は柔軟に対応してくれている場合も多いようです。

私立のデメリット

私立の場合は通学を伴う通信制が84%(167校中141校)を占めています。(参照:文部科学省 高等学校通信教育の質の確保・向上|高等学校通信教育の質の確保・向上方策について (審議のまとめ)PDF)平成29年7月31日

私立の場合は個別指導や少人数指導がなされていたり、細かな対応や創意工夫などが行われたるする場合も多いようです。

そして、柔軟な対応が可能であったり、発達障害などの特性がある学生も受け入れている場合も多いようです。

一方で、「発達障害で困難な人への特別な支援や専門的な対応」や「カウンセラーなどによる教育相談」の実施の実態が公立よりも低い水準であるという統計も存在します。

そして、学校の運営が経営者の裁量に任せられていて文部科学省の監査など常に入っているという場合もないため、それぞれの高校によって様々な実体の差もあるようです。

具体的には高校の根幹的な部分である添削指導や面接指導、生徒指導や教育相談、進路指導などの業務が十分に行われていない通信制も残念ながら存在しているようです。

経済的な負担も

通学コースの費用は私立の全日制高校の平均的な授業料よりも高額であることが多いことが多いようです。

就学支援金の対象とならない学校教育外の教育活動として実施されるケースもあり学生や親御さんにとって経済的な負担がかかる場合もあるようです。

経済的困難については以下の引用をご覧ください。

 同様に、高等学校の中途退学の事由として経済的理由を 挙げる者は、全日制課程では 380 人、中途退学者のうちの 1.3%であるが、通信制課程で は 870 人、9.0%となっている。

引用元:文部科学省 高等学校通信教育の質の確保・向上|高等学校通信教育の質の確保・向上方策について (審議のまとめ)PDF)

退学など

そして平成30年度の通信制課程の途中退学者は5.4%となっています。

平成30年度通信制課程で中途退学の原因で多いものは順に、

  • 進路変更(就職を希望、別の高校への入学を希望など)
  • 学校生活・学業不適応(高校生活に熱意がない、授業に興味が持てない)
  • 経済的理由

(参照:文部科学省 平成30年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果についてPDF

となっています。

発達障害がある場合

通信制高校は公立校や私立高校と共に学校数も増えていて、入学試験や入学時期を柔軟に対応しているところも増えています。

通学は週一回から全日制と変わらない週5回など複数のコースを用意している場合もあります。

私立の通信制の場合は公立よりも少人数指導や個別指導を取り入れている場合も多いようです。

発達障害があって人間関係や集団行動が苦痛に感じる場合でも登校日が少ない高校を選んだり、少人数指導や個別指導を取り入れている高校を選択することによって高校進学に希望を持つことができます。

しかし、学校によっては発達障害の困りごとに対して専門的な支援やサポートが十分でない場合や費用に対して受けられる添削指導、面接指導、進路相談が見合わない学校もあるのでしっかりと情報収集することが大切です。

通信制の特徴


・高校資格が取得できる

・入学試験は公立は年一回、私立の場合は柔軟に行っている場合が多い

・私立は学費が全日制よりも高額になることも多い

・学年制と単位制がある。単位制の場合は、自分のペースで学習できる

・発達障害による特性があっても学校によって様々な取り組みがある。いろいろな選択肢から高校を選ぶことができる。

高等学校以外の選択肢

平成21年度の文部科学省の調査で発達障害等困難のある生徒の75.7%が高校進学しています。(参考:文部科学省|高等学校における特別支援教育の 現状と課題について

高校進学以外に以下の進路もあります。

  • 特別支援学校高等部
  • 専修高等学校
  • 職業訓練(ハローワーク)

下記は特別支援学校高等部に行くことにした発達障害のお子さんを持つ親御さんのツイートです。

特別支援学校とは

特別支援学校では高等部の設置もあります。特別支援教育については以下をご覧ください。

「特別支援教育」とは、障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち、幼児児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、適切な指導及び必要な支援を行うものです。

引用元:文部科学省 特別支援教育について

特別支援学校では身体障害や知的障害、発達障害も含めて障害を持つ子どもへの専門的な対応や支援を行うことができるというところが他の学校にない強みとなっています。

お子さんによっては特別支援学校の高等部が合う場合もあります。

卒業後の進路も気になりますよね。

平成24年度3月の特別支援学校高等部(国・公・私立)の卒業後の進路は以下のようになっています。

特別支援学級卒業者 17707人中

進学者 471人(全体の2.7%)

教育訓練機関等入学者445人(全体の2.5%)

就職4420人(25.0%)

社会福祉施設等入所・通所者11801人(66.6%)

その他570人(3.2%)


(参照:文部科学省 特別支援教育について13.卒業者の進路 )

そして補足になりますが、特別支援学校の高等部を卒業しても学歴としては高卒資格にならないので注意しておく必要があります。

しかし、大学への入学についてはどうでしょうか。以下の引用をご覧ください。

 第五十六条 大学に入学することのできる者は、高等学校を卒業した者若しくは通常の課程による十二年の学校教育を修了した者(通常の課程以外の課程によりこれに相当する学校教育を修了した者を含む。)

引用元:文部科学省 学校教育法(昭和二十二年三月二十九日法律第二十六号)

大学(短期大学を含む。大学院を除く。)の入学資格についての引用はこちらです。

2.特別支援学校の高等部又は高等専門学校の3年次を修了した者(法第90条第1項)

引用元:文部科学省 大学入学資格について
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大学進学も道も残されていて、特別支援学校高等部卒業後の選択肢は複数あります。

専修高等学校とは

学校教育法の中で専修高校は「職業若しくは実際生活に必要な能力を育成し、又は教養の向上を図る」ことを目的とする学校とされています。

その職業に関しての職業教育、実践、専門的な技術の教育をしていて様々な分野でスペシャリストを育成している学校です。(参照:文部科学省 専修学校とは

専修学校は高校を卒業後に入学する専修学校と中学卒業後に入学できる高等専修学校があります。

高等専修学校では、様々な職業に必要な知識を身につけるために専門科目を中心に勉強してます。

ある程度就職を意識したカリキュラムを組んでいます。

進路

専修高等学校卒業後の進路は就職以外には専修学校への進学もできるようです。

そして、①修学年限3年②卒業に必要な総授業時間数が 2,590時間(74単位)以上を満たしている場合は、大学入学資格付与指定校制度を利用して大学進学できる場合もあるようです。

(参照:文部科学省 高等専修学校とは

職業訓練など

厚生労働省では発達障害者の就労支援も行なっています。相談窓口はハローワークになります。(参照:厚生労働省 発達障害者の就労支援

ハローワークでは、すぐに就職したい場合でも、じっくりと相談に乗って欲しい場合や少しずつ就職に向けた準備を進めていきたい場合でも対応しています。

発達障害の特性やその状態によって専門機関(発達障害者情報支援センターなど)への誘導や様々な職業訓練やプログラムが用意されています

下記の動画では職業訓練校について説明されてます。

子どもにあった進路を

発達障害があると中学卒業後の進路を悩まない親御さんはいないと思います。

その子の特性に合う高校やその他の進路をお子さんと一緒に検討してみて、学校見学も積極的に参加してみるとイメージがより湧くかもしれません。

後悔しないためには、しっかり高校のリサーチしていきたいところですね。

本人の特性の把握など当事者では予測や解決できないところもあります。そのため発達障害について専門的な知識を持つ人や発達障害を持つ人の進路相談の経験がある人などに相談してみるのも良いでしょう。

場合によっては、しっかりリサーチし入学した高校だったけれど環境に馴染めない、特性に合わない進路を選択してしまったなどの場合も出てくるかもしれません。

そのような場合には柔軟に考えて本人と一緒に進路変更なども考えてみてもいいと思います。今はいろいろな選択肢があります。思い詰めずに相談できる人を見つけて相談に乗ってもらいましょう

誰に相談する?

発達障害の特性を持つ子どもさんであれば、通級や特別支援学級に在籍している場合もあるかもしれません。

その場合は、

  • 通級の先生
  • 担任の先生
  • 特別支援学級の先生
  • 特別支援教育コーディネーター
  • スクールカウンセラー
  • 発達障害情報支援センター
  • 放課後等デイサービス    など

たくさんの相談先があります。それぞれの先生には発達障害の特性がある生徒の経験があります。そして、普段の様子を知っている先生などはその子の特性にあった提案などもしてくれる可能性もあります。

是非悩まずに相談して、色々と検討してみてくださいね。

下記のツイッターは経験者でしょうか。発達障害の子どもをたくさん経験している施設もありますので、相談してみるのもいいかもしれません。

施設紹介

放課後等デイサービス・アレッタでは放課後等デイサービスです。横浜市を中心に、小学1年生~高校3年生の児童を対象に事業を行っています。

発達障害を持つ子どもさんやその子どもを支えるご両親の負担は計り知れません。アレッタはお子さんにとってお気に入りの場所、親御さんにとって安らげる場所を目指しています。

中学卒業を前にして大変悩まれている親御さんやお子さんも多いと思います。些細なことでも、どうぞお気軽にお問い合わせください。

まとめ

発達障害を受け入れる高校はある?そして他の選択肢は?ということで発達障害があっても過半数の子どもさんが高校に進学しているということでした。

様々なカリキュラムの高校があるので子どもさんの希望や特性に合わせて高校選びをすることが大切です。

進路決定までにはお子様や親御さんも大変悩まれると思いますが思い詰めすぎずにいろいろな人に相談してみてください。

お子さんがより良い進路を進めるように願っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。