今日も皆さんと一緒に発達障害等に関する学びや情報交換の場所なることを願って投稿させて頂きます。
今日のトピックは「子育て 夫婦喧嘩」についてです。
「最近、夫婦仲が悪いな…」と感じていませんか?
ただでさえ子育てで疲れているのに、家庭内の空気はギスギスすれば、さらに疲れてしまいますよね。
そこで本記事では、夫婦仲が悪化した2つの理由と、親が意識すべきコツについて解説します。
夫婦喧嘩は、子供の精神的なストレスにもつながる問題です。
ギスギスではなく、ニコニコした家庭が理想ですよね。ぜひ参考にご覧ください。
目次
子育てで夫婦喧嘩の発端は夫婦の変化
出産によって、夫婦の間にはある変化が起こります。それは「ママになる・パパになる」こと。すなわち、家族になるということです。
出産前には、いろいろなことを話し合われたことでしょう。しかし、出産後から始まる子育ての大変さに直面します。
毎日の出来事に幸せを感じる一方、戸惑いや悩み、いろいろな問題に不安を抱えたり、夫婦間の会話や態度に不満を感じたりするのです。
こうして、意見や主張の食い違いが発生してしまいます。
子育てで夫婦喧嘩になる2つの理由
子育てで夫婦喧嘩が増えてしまうのはなぜでしょうか。その理由は大きく2つ挙げられます。
- 子育てに対する考え方が違った
- 子育てを手伝ってくれないストレス
順に解説しますね。
子育てに対する考え方が違った
まず夫婦喧嘩のきっかけとなるのが、子育てに対する価値観・考え方の違いによって起こる口論です。
例えば、将来を見据えてたくさんの習い事をさせたいママと、子供の好きに遊ばせるべきと主張するパパ。
他には「幼い頃から厳しくしつけるべき」と主張するパパと、「厳しいのは教育的に良くない」と主張するママ。
このように、お互いの考え方が違ったことで、意見の食い違いが起こります。
子育てを手伝ってくれないストレス
簡単な用事だけを済ませ、面倒なことは相手に任せっきりのパートナー。
そのことを指摘すると「自分はちゃんと子育てを手伝っている」と言い返された。
他にも、パートナーは自分のことしかせず、家事などを手伝ってくれない。指摘すれば「疲れているんだ」と言い返された。
このような出来事がストレスとなり、何気ない会話やしぐさから口論へと発展します。
夫婦に気づいてほしいこと
気づいてほしいことは、お互いの主張を曲げず、相手を自身の考えに従わせようとする点です。
「こっちの方が正しい!」
「いや、こっちのが正しい!」
お互いの主張だけを無理やり押し通そうとしていませんか?
自分を否定されたことでショックを受けたり、傷ついたりしていませんか?
面倒なことを押し付けたり、押し付けられたりしていませんか?
子育ての考え方や価値観は違っていても、お互い「子供のためを思っていること」に変わりはありません。
子育ては、2人で協力し合って行うものですよ。
子供が障害を抱えているケース
仮に、子供が障害を抱えている場合、親にかかる負担は大きくなります。
障害を抱えた子は、一般の子に比べて物事の捉え方や見え方が異なり、不得意な部分を持ち合わせているからです。
障害の重さによって、生活に支障が生じてしまいます。常に付き添ってお世話しなければいけないケースもあるでしょう。
これらの負担は、着実に疲労やストレスの元です。ストレスが原因で、普段では気にならないことが気になってしまいます。
子育てで夫婦喧嘩を避けるには
夫婦喧嘩が起こるのは、子育てに対する不安や不満、疲労からくるストレスです。
では、子育てに対して親は何を意識すべきでしょうか。
子育ては、その家庭ごとに最善の答えがあります。夫婦や周囲で協力し合い、助け合って「子育てを楽しむこと」こそ、意識すべき部分です。
「周囲が言うから」や「他がしているから」とマネをするのではなく、あなたたち夫婦が、子供にどう育ってほしいのか?を話し合い、考えを共有する時間が必要になります。
夫婦仲を改善するコツを見ていきましょう。
相手の言い分を1つの意見として認めよう
まずは、相手の言い分や主張に耳を傾け、1つの意見として受け止めることから始めましょう。お互いの意見はどちらも誤りではなく、1つの明確な答えだからです。
子供のことにお互いが向き合っているからこそ、口論へと発展してしまいます。
なので、なぜ自分と意見が異なるのか?をひとつずつ理解し、妥協できる部分を探していきましょう。
他の人からアドバイスを受けて参考にする
他には、意見の食い違いがあった場合の対処法を、信頼できるママ友などに相談してみるのも有効です。
「なるほど!」と納得できるヒントを得られる場合があります。
相手に感謝を伝えよう
「今日も遅くまでお仕事してくれてありがとう」
「お疲れさま。いつもありがとう」
「毎日子供の世話をしてくれて、ありがとう」
「手伝ってくれてありがとう」
最近、パートナーに感謝の言葉を伝えましたか?
子育ては夫婦や地域で協力して行うものです。「相手が子育てして当然」という考えでは、喧嘩となってしまいます。
相手に感謝の気持ちを伝えてあげましょう。
「ありがとう」から始まるコミュニケーションもありますよ。
行動の前に提案しよう
「何かできることはある?」「子育て交代するよ」など、いろいろと提案してみましょう。
相手がイライラしている時に、相手がしてほしい以外のことを勝手にすると、余計にイライラが募るからです。
「今はそれじゃないでしょ?こっちを先にやってよ!」となりかねません。
そのため、最初に「何かできることはある?」と聞いてみましょう。
同時に、感謝の気持ちも伝えてくださいね。
夫婦の時間を持とう
楽な子育てはなく、子育てが始まれば、生活の基準は子供が中心となってしまいます。たとえ疲れていても、自分のことを後回しにしがちです。
だからこそ、ママとパパにも休息は必要であり、周囲を頼ることは良い選択肢と言えます。
時には、子供を実家や兄弟達に預かってもらうなど、周囲の支援を利用して夫婦だけの時間を持つ。すなわち、夫婦間の仲を取り戻すための休息を取りましょう。
障害を抱えた子供に適したサービスを活用しよう
発達障害を抱えた子供に適した療育を行い、苦手部分を克服していく「放課後等児童デイサービス」があります。
主なメリットは、子供の療育が受けられること。そして、夫婦だけの時間を持てることです。
アレッタでは、遊びや運動を通じて少しずつ成長し、未来にはばたけるお手伝いをしています。
上記画像をタップすると、サイトに移動できます。ぜひご覧ください。
まとめ
子供の出産を期に、夫婦はママとパパに変化します。
しかし、子育てに追われる日々を送る中、お互いの何気ない会話やしぐさから不満や疲れを感じています。
そして、自分の主張が相手に否定された時、家庭内の雰囲気が悪くなってしまうのです。
気づいてほしいポイントは「どちらとも悪くない・どちらも1つの正解である」こと。
自分の意見に従わせるのではなく、お互いが協力し合い、助け合って子育てをする。
それこそ、夫婦喧嘩をなくすコツです。