今日も皆さんと一緒に発達障害等に関する学びや情報交換の場所なることを願って投稿させて頂きます。
今日のトピックは「放課後デイサービス 求人」についてです。
放課後デイサービスの仕事に興味を持っているけど、資格を持っていない…。
放課後デイサービスの求人を見ても資格者優遇という言葉に翻弄されてはいませんか?
有資格者は現場では配置基準の都合で必ず必要になります。
しかし、放課後デイサービスでは資格の有無よりも、障害児童や保護者と接する力の方が大切です。
今回の記事では、無資格でも放課後デイサービスで働いてみたい。そんなあなたに向けて働く上でのプロセスを解説します。
是非、チャレンジしてくださいね!
目次
無資格でも放課後デイサービスの求人はあるのか?
大切なことは思いやりの気持ちですよ。
放課後デイサービスでは、資格を保有していなくても働くことが可能です。
子ども達の支援をサポートするお仕事や、事務作業。運転免許があれば送迎のお仕事などもあります。
そして、実務経験を積めばキャリアップも目指すことも可能です。
アレッタでも、一緒に働く仲間を募集しています。
是非お気軽にお声がけください。
ゼロから始める放課後デイサービスへの道
このような3ステップがキャリアアップの道です。
一つずつ解説していきますね。
①指導員からスタート
未経験、無資格でも募集している事業所を探してみましょう。
まずはパートやアルバイトというかたちでも現場を知ることが大切です。
障害児童をケアすることは難しいですが、サポートすることは可能です。
- 児童指導員の補助
- 清掃活動
- 送迎
- 事務作業等
これらを通じて、現場に馴染んでいくことが求められます。
②実務経験を積んでスキルアップ
指導員のままでは、障害児童との関わりを深く持てません。
ケアを実施するためには、児童指導員という任用資格を得なければなりません。
福祉関連の仕事に就いている間、資格保有として認められる資格です。
学歴や保有資格に関係なく、実務経験のみで児童指導員の任用資格を得ることが可能です。
【高卒以上の場合】
- 2年以上放課後デイサービスに勤める
- 360日以上の実務経験を積む
【高卒以外の場合】
- 3年以上放課後デイサービスに勤める
- 540日以上の実務経験を積む
現場経験を積むことは、資格取得よりも大きな成長となりますよ!
②研修を受講して責任者を目指す
現場でのキーパーソンとなるために、児童発達支援管理責任者を目指します。
この責任者となるためには以下の要件を満たす必要があります。
実務経験
3年〜10年の現場経験が必要です。
保有している資格や経験によって、必要な実務経験時間が変わります。
研修の受講
- 相談支援従事者初任者研修
- サービス管理責任者研修
- 児童発達支援管理責任者研修
これらを経て、児童発達支援管理責任者となることが認められます。
資格取得を目指そう
保育士
5年以上放課後デイサービスで働いた実績があると、大学などを卒業していなくても試験資格を得ることが可能です。
ただし、合格率は20%前後で推移しているため、難関資格の一つです。
今後のスキルアップのために目指してみましょう。
保育士のお仕事も気になっている方はこちらの記事も参考にして下さい。
介護福祉士
実務経験を3年以上積み、450時間の研修受講で試験資格を得ることが可能です。
合格率は70%で推移しており、保育士と比べると受かりやすい資格です。
介護関連全般に有利に働く資格で、将来的に介護施設にも携わってみたいと思う方は是非挑戦してみましょう。
運転免許
介護施設では、ご利用者の送迎も大切な業務の一つです。
送迎のみで求人をかけている場合もあります。
車の運転が可能になると、より求められる存在に近づく事が可能です。
放課後デイサービスで働く難しさ
放課後デイサービスで働いてみたい。しかし現実はなかなか厳しい場面に直面することも多々あります。
放課後デイサービスの厳しさも認識しておきましょう。
体力面
最低限の体力アップは心がけていくと良いですよ!
運動の指導
子どもたちの体力は、大人が思う以上に有り余っています。疲れ知らずな子ども達と一緒に過ごしていると、気づかないうちに体力がゴリゴリ削られていきます。
日々の体調管理や、簡単なトレーニングを通じて、基礎体力を付けるように心がけましょう。
徐々に体力がついていきますよ。
荷物運びなど、事務的作業
運動するための器具運搬や移動、事務所内の荷物の移動などもあります。
思いがけないところで力仕事が任されたり等、ケア以外の仕事もたくさんあるということを理解しておく必要があります。
人間関係
早めの相談が大切です!
保護者との関係性
子どもたちを1番に心配するのは、保護者の方々です。その愛があるが故、時に行き過ぎた言動に走ることもあるでしょう。
我々の勤めは、子どもたちだけではなく、保護者のケアも求められます。
どのような環境で教育を受けるのかを明確にして、卒業したあとにきちんと保護者の方々にバトンタッチする体制を整えなければなりません。
そのやり取りが時にストレスに感じることもあるでしょう。
事務所内の関係性
共に働く仲間とコミュニケーションが取れない。
同僚や上司との関係性も、ストレスを増加させる原因になる場合があります。
仕事の悩みが相談できる環境や、価値観が一致する職場は必ずあります。
アレッタでは働きやすい職場環境を目指しています。放課後デイサービスで働いてみたいと思っている方は是非一度お声がけくださいね。
ケアの正解が分からない
放課後デイサービスで働いて間もない頃だと、障害児に対してどのように接して良いのか分からないことだらけになりがちです。
それぞれの個性を適切にとらえて、寄り添わなければなりません。
時に思っていない方向に進んでしまったり、失敗が自信消失に繋がったりすることもあります。
しかし、この仕事の一番大切なことは”思いやり”です。
思いやりを持って、誠実に対応することで得られる小さい成功を積み重ねることが大切です。
放課後デイサービスで働く楽しさ
放課後デイサービスでは、子ども達の成長を目の当たりにします。達成した時の感動や、感謝されることも多い職業なんです。
子ども達の成長
少しずつ出来ることが増える成長していく子ども達を見ていると、嬉しくなるものです。
成長をそばで見守り、壁を乗り越えた時の達成感は大きな感動を生みます。
感謝された時
一緒に活動する中で、楽しかった!という言葉をかけてくれたり、無事成長している姿を見て、保護者の方々からお礼を下さることもあります。
放課後デイサービスを卒業し、社会で活躍している方はたくさんいます。
そんな方々からありがとうと言ってもらえた時は、とても嬉しい気持ちになります。
笑顔が多い
日中は笑い声も多く、賑やかな環境に楽しいと思えることも多いと思います。
子ども達が元気に、明るくすることは、職場の雰囲気を一転させる力があります。
まとめ
今回の記事では、放課後デイサービスの求人について解説してきました。
無資格や学歴が無くても働くことが可能です。
まずは指導員として、サポート役として現場を知りましょう。
そして児童指導員となり、障害児童のケアを任されるようになります。
最終的には責任者を目指し、現場全体を管理していく立場となります。
資格ももちろん大事な場合もありますが、大切なことは障害児童と接する精神的、技術的なスキルです。実務経験も非常に大切と言えるでしょう。
そして、思いやりの気持ちを持って子ども達と接することで、自然にキャリアが積まれていきますよ!